真野恵里菜

トップアイドルがホラー映画で銀幕デビュー

 

『怪談新耳袋 怪奇』真野恵里菜インタビュー

『怪談新耳袋 怪奇』真野恵里菜インタビュー

 

暗い部屋に1人で入っていけないんです

  • ホラー映画『怪談新耳袋 怪奇』で映画初出演にして初主演を果たした真野恵里菜。日本中の本当にあった恐ろしい実話を収集し話題を呼んだ書籍『新耳袋』をBS-TBSのオムニバスドラマとして映像化、さらにそれを映画化した作品だ。映画は、不気味な女性が巻き起こす恐怖を描いた『ツキモノ』と、小さな女の子の霊に取り憑かれた少女の姿を追った『ノゾミ』の2話からなり、真野はそれぞれで女子大生と女子高生の役で迫真の演技を披露している。
  • 本当はホラー映画が苦手でひどい怖がり屋だという彼女に、初主演の感想からオフの日の過ごし方までを語ってもらった。

    [動画]真野恵里菜インタビュー

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  • ──初主演に挑戦した感想は?
  • 真野:映画に出ることにずっと憧れていたので出演が決まっただけでもすごく嬉しかったのですが、さらに主演と聞いて本当に幸せでした。ただ、ホラーだと聞いて、私につとまるかなと不安に思ったりも。今までホラーは苦手で、見たことがなかったので(笑)。
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  • ──そんな苦手なホラーに主演するに当たり、監督からは何かアドバイスがありましたか?
  • 真野:怖がる演技が多いので、怖がり屋の私が素で恐怖の表情を浮かべることはとてもいいことだと言われました。だから、怖がる表情のときに、恥ずかしいとか思わないようにって(笑)。
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  • ──監督からは、他にどんな演技指導がありましたか?
  • 真野:撮影に入る前に監督がみんなに、お互いに意見を出し合って1つの作品を作ろうと言ってくださったので、今回は初めて自分から監督に相談したり意見を言ったりしました。今までは現場でそういうことをしたことがなかったんです。おかげで今回は役について考えることも多くて、演技面での意識は高くなったと思います。
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  • ──とても怖がりということですが、一番怖いことは何ですか?
  • 真野:暗いところは本当に怖い(笑)。何かいるんじゃないかって思ってしまって、暗い部屋に1人で入っていけないんです。考えなければいいのに考えてしまい、想像力が働いてしまって……。そういう想像力は人一倍あるんだと思います(笑)。
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  • ──子どものころから怖がりだったんですか?
  • 真野:今のほうが怖がりですが、この映画に出たことで少し慣れました(笑)。
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  • ──では、一番好きなことは何ですか?
  • 真野:いっぱいあるんですけど、仕事を終えて帰宅して、その日のことを振り返る時間が好きですね。やっているときは一生懸命なので楽しいと感じる余裕がないのですが、夜、日記を書きながら「楽しかったな」って思い出したり。
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  • ──日記をつけているんですね。
  • 真野:中学2年の頃から書いています。高校1年の頃に1年ほどブランクがあるのですが、2年くらい前からまた書き始めました。日記帳はもう7、8冊あって、読み返すと恥ずかしくもあるんですけど(笑)、そのときに思ったことを書いているので面白いですよ。私にとっては一番の宝物です。
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  • ──15歳の頃から芸能活動をしているわけですが、このお仕事を始めて驚いたことはありますか?
  • 真野:映画やドラマのお仕事って、すごく早起きなんだなって。4時半に起きなきゃいけないこともあって夜も結構遅かったりするので、最初の頃はなかなか起きれなかったり、学校で寝てしまったり……(笑)。でも、だんだん慣れていきました。
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  • ──結構ハードなお仕事なのに、女優さんたちはみんなキレイですよね。何か美の秘訣があるのでしょうか?
  • 真野:私も先輩方に聞きたいくらいなんですけど(笑)。休憩時間に15分でもいいから寝ると体力が回復したりします。それからご飯も大事なので、しっかり食べて、眠れるときは眠るということが重要なんだと思います。
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  • ──食事面で気をつけていることは?
  • 真野:撮影中は野菜不足になりがちなので、家ではできるだけ野菜を食べるようにしています。あとは、甘いものを食べすぎないように心がけています。
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  • ──オフの日は何をして過ごすことが多いのでしょうか。
  • 真野:割と寝てることが多いんですけど(笑)、映画を見に行ったりもするし、台本を読み込んだりしています。
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  • ──今、ハマっていることはありますか?
  • 真野:本当に最近なんですけど、アロマにハマっています。疲れすぎて眠れないことがあったときに知り合いの方から、ラベンダーの香りがいいよと勧められ、実際に使ってみたらよく眠れるようになったんです。 香りによって集中力が高まったりリラックスできたりと奥が深いので面白いですよ。
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  • (2010/9/4)

 

『東京島』木村多江インタビュー

まの・えりな
1991年4月11日生まれ、神奈川県出身。2006年にハロプロエッグに加入し、08年に卒業。歌手、女優として活躍。09年にドラマ『東京少女』に初主演し、10年に舞台『つばき、時跳び』にも出演。同年、『怪談新耳袋 怪奇』で映画初出演にして初主演。

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『怪談新耳袋 怪奇』真野恵里菜インタビュー

『怪談新耳袋 怪奇』真野恵里菜インタビュー


『怪談新耳袋 怪奇』真野恵里菜インタビュー
 怪談新耳袋 怪奇 ツキモノ』『怪談新耳袋 怪奇 ノゾミ』
2010年9月4日よりシアターN渋谷ほかにて全国公開
(C) 2010「怪談新耳袋 怪奇」製作委員会

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