『レストレポ前哨基地』パート1・パート2 ティム・ヘザリントン監督&セバスチャン・ユンガー監督インタビュー

2人のジャーナリストが語る「対テロ戦争」の現実

#セバスチャン・ユンガー#ティム・ヘザリントン

セバスチャン・ユンガー
セバスチャン・ユンガー
Sebastian Junger

1962年、米国マサチューセッツ州出身。ウェズリアン大学で文化人類学を専攻。ノンフィクション・ライターを志し、93年にボスニア紛争に赴き初めて戦地を体験する。97年、出版社に企画を持ち込んだ「パーフェクト・ストーム」(91年に北米大西洋を襲った大嵐で犠牲になった米漁船の実話を基にしたノンフィクション)がベストセラーとなり、ウォルフガング・ペーターゼン監督、ジョージ・クルーニー主演で00年に映画化もされた。99年にはコソボでの戦争犯罪を取材したヴァニティ・フェア誌の記事で、アメリカ雑誌編集者協会のナショナル・マガジン・アワードを受賞。

ティム・ヘザリントン
ティム・ヘザリントン
Tim Hetherington

1970年、英国マージーサイド州出身。オックスフォード大学文学部を卒業後、ウェールズ・カーディフ大学院でフォトジャーナリズムを学ぶ。96年よりフリーカメラマンのキャリアをスタートし「The Big Issue」「The Independent」に寄稿。98年から8年間、西アフリカに住み、シエラレオネやリベリア、ナイジェリアなどの内戦を撮影。従来のジャーナリズムを超えた、自ら呼ぶところの“トランスジャーナリズム”を標榜し、報道がより多くの人々に伝わるべく、写真と同時に映画やソーシャルネットワークなど多領域で活動。ワールド・プレス・フォト主催の世界報道写真賞を、99年、01年、07年に受賞。11年4月20日、リビアのミスラタで紛争を取材中に被弾し死去。