アンジェリーナ・ジョリーがイラクの難民キャンプを訪問

アンジェリーナ・ジョリー
アンジェリーナ・ジョリー

最近、パートナーのブラッド・ピットとの不仲説も囁かれるアンジェリーナ・ジョリー。だが、そんな噂など気にもせず、新作“Salt(原題)”の撮影を終えたばかりのアンジーは、23日に国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使としてイラクを訪問、国際社会へ向けて、何十万人もの避難民への支援を訴えた。

アンジーはバグダッド北西部のチクークにある難民キャンプを訪れ、「状況が改善しているように見える今こそ、イラクの人々が生活を立て直すために、より多くの援助が必要」と語った。一度は追われた故郷へ再び戻る難民たちも出て来たというが、チクーク難民キャンプには、イスラム教の宗派抗争などに巻き込まれた、主にシーア派の人々、約1万2000人が暮らしている。

キャンプでアンジーは、アブグレイブ周辺やバグダッド西部から逃れてきた4家族と面会し、生後まもない赤ちゃんをあやしながら、子どもを学校に通わせることも、医療費もまかなえずにいる窮状を訴える彼らの声に熱心に耳を傾けた。

アンジーがイラクを訪問したのはこれが3度目。「またイラクに戻り、あなたがたが今よりいい場所で、違った生活を送っているのを見たいと思っています」と励ましの言葉を送った。また、UNHCRの資金不足についても言及、国際的な理解と協力を求めた。

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