沖縄出身の美少女が舞台挨拶!/『劇場版テンペスト3D』特別試写会

田崎アヤカ(左)と吉村芳之監督(右)
田崎アヤカ(左)と吉村芳之監督(右)
田崎アヤカ(左)と吉村芳之監督(右)
『劇場版テンペスト3D』
(C) 2011「劇場版テンペスト3D」製作委員会

池上永一の小説をドラマ化、今夏、NHK BSプレミアムで放映され人気を博した『テンペスト』。この話題作を3D映画化した『劇場版テンペスト3D』の特別試写会が12月8日に沖縄県那覇市にあるシネマQで行われ、吉村芳之監督とキャストの田崎アヤカ、角川歴彦・角川グループホールディングス取締役会長が舞台挨拶を行った。

3D映画初体験の仲間由紀恵が、迫り来る龍の姿に「怖くなった」

本作は、日本・中国・欧米列強の狭間で揺れ動く19世紀の琉球王国を舞台に、官吏になるために女を捨て男として生きることを決意した女性の波乱の物語を描いたもの。仲間由紀恵が主演し、その少女時代を田崎が演じている。

仲間と同じく沖縄出身の田崎は、二階堂ふみをはじめ様々な若手女優を見出してきたフリーペーパー「沖縄美少女図鑑」から飛び出した逸材。舞台挨拶では「自分の育った沖縄が舞台の素晴らしい作品に出演できてすごく嬉しく思っています」と挨拶。

また、仲間については「衣装合わせのときに会い、すごく優しい雰囲気で丁寧に話しかけてくれました」と話してから、「リハーサルでは、仲間さんの少女時代をどのように演じたらよいかと、仲間さんの演技をずっと見ていました。とても尊敬している女優さんのそばで演技でき、とても良い体験でした」と振り返った。

一方、大学時代に訪れて以来、すっかり沖縄の虜となったという吉村監督。東日本大震災に触れ、「こういうときだからこそこの作品が必要なんじゃないかと、現場の人間たちは力を尽くしました。今、元気をなくしている日本を元気にしていただきたい。琉球のみなさんに元気にしていただきたい」と、作品に込めた思いを語っていた。

『劇場版テンペスト3D』は2012年1月28日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開される。

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