二度と繰り返さない−−戦争について考えるためのドキュメンタリー3本

#海外ドキュメンタリー#ライド with ノーマン・リーダス#宇宙から見た第二次世界大戦

『宇宙から見た第二次世界大戦』
(C)2019 A&E Television Networks. All rights reserved.
『宇宙から見た第二次世界大戦』
(C)2019 A&E Television Networks. All rights reserved.

8月は、広島、長崎への原爆投下日から終戦記念日へと続いているため、日本人にとっては1年のなかでももっとも戦争に対する意識が高まる時期といえるだろう。そんな8月だからこそ見てほしい海外ドキュメンタリーを、8月14日〜20日のHulu週間ランキングから取り上げたい。

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大人気番組の『ライド with ノーマン・リーダス』が4週連続でトップを守り続けるなかムビコレが注目するのは、9位にランクインした『宇宙から見た第二次世界大戦』。宇宙関連の番組は、人気コンテンツのひとつだが、「宇宙」と「第二次世界大戦」という異色の組み合わせが視聴者の興味を引き付けている。

「地球上空を飛行する衛星から第二次世界大戦を見たとしたら…」という新しいアプローチで制作された新感覚のドキュメンタリー。これまで映画やテレビなどにおいて、あらゆる角度から語られてきた第二次世界大戦を、宇宙という俯瞰の視点から描いている作品はおそらく初めてではないだろうか。

本作は日本軍の真珠湾攻撃以降、各国の領土がどのように変化し、どのような動きで部隊が侵攻していったのかなどを3D によって立体的に再現。最新の映像技術によって、これまでとは違う視点から第二次世界大戦の裏側に迫っていく。大人のみならず、子どもでも見ることができる番組となっているだけに、二度と繰り返してはいけない戦争の悲惨さについて、夏休み中に親子で考える機会となるだろう。

ランク内には本作以外にも、ノルマンディー上陸作戦の実態を描いた2位の『D-Day 壮絶なる戦い』とナチスSS (親衛隊)に所属していたヒトラー信奉者に迫る7位の『THE SS:ヒトラーへ』という第二次世界大戦に関連する2作品がランクイン。世界を揺るがした歴史的出来事をあらゆる角度から見ることで、いまだからこそ学べることもあるはずだ。(文:志村昌美/ライター)

【Hulu 8月14日〜20日の週間ランキング/海外ドキュメンタリー&バラエティ】
1位『ライド with ノーマン・リーダス』4週連続
2位『D-Day 壮絶なる戦い』
3位『ホスタイル・プラネット 非情の惑星』
4位『ジョンベネ殺害事件の真相』
5位『迷宮事件ファイル』
6位『ジョーディ・ショア 〜ワイルド・ジョーディのニューカッスル・ライフ〜』
7位『THE SS:ヒトラーへの忠誠』
8位『古代の宇宙人』
9位『宇宙から見た第二次世界大戦』
10位『ALONE 〜孤独のサバイバー〜』

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