岡田准一主演×木村大作監督作『散り椿』の本編映像&ポスター解禁!

#岡田准一

『散り椿』ポスタービジュアル
(C) 2018「散り椿」製作委員会
『散り椿』ポスタービジュアル
(C) 2018「散り椿」製作委員会

V6の岡田准一が主演をつとめ、その岡田と役所広司共演で映画化もされた『蜩ノ記』などで知られる直木賞作家・葉室麟が手がける時代小説「散り椿」を映画化する『散り椿』。この作品の本編映像とポスタービジュアルが解禁となった。

岡田准一「夢を持ち続けるのは大事」と新社会人にエール!

享保15年、藩の不正を訴え出たために、時の権力に負け藩を離れた男・瓜生新兵衛(岡田准一)。追放後、連れ添い続けた妻の篠(麻生久美子)が病に倒れ、死を迎えようとした折、篠は「藩に戻りて、榊原采女様(西島秀俊)を助けてほしい」と最期の願いを託す。新兵衛にとって采女は、かつては良き友であり良きライバルであり、篠を巡る恋敵でもあった。そして新兵衛の藩追放に関わる、大きな因縁もあった。

妻の最期の願いを叶えるため、新兵衛は過去の藩の不正事件の真相と、その裏に隠された妻・篠の本当の気持ちを突き止めようと奔走する。篠の妹・坂下里美(黒木華)とその弟・坂下藤吾(池松壮亮)は、戻ってきた新兵衛に戸惑いながらも、亡くなった篠を一筋に思いやる姿や、侍としての不正を正そうとする凛とした姿勢にいつしか引かれていく。そうした中、ある確証を得た新兵衛は、かつての親友の采女と対峙する。そこで過去の事件の真相や妻が遺した願いの苦しく切なくも愛に溢れた本当の思いを知ることになっていく。

メガホンをとるのは、キャメラマンとして日本アカデミー賞最優秀撮影賞を5回受賞し、映画監督としても『劔岳 点の記』で第33回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した木村大作監督。これが3度目の監督作となる。同監督は黒澤明監督作『隠し砦の三悪人』の撮影助手からキャメラマンのキャリアをスタートさせ、『悪い奴ほどよく眠る』『用心棒』『椿三十郎』『どですかでん』といった黒澤監督作に従事してきた。本作は、そんな木村監督が映画人生60周年を迎える作品。盟友の小泉堯史が脚本を手がけ、監督として初の時代劇に挑む。

撮影は、富山、彦根、長野にて時代劇としては前代未聞の全編オールロケを敢行し、“美しい自然”と木村キャメラマンによる“美しい画”、木村監督の演出と岡田、西島ら豪華俳優陣による“美しい佇まいと生き様”が全編通して描かれている。

『散り椿』は9月28日より全国東宝系にて公開となる。