坂本龍一が第30回東京国際映画祭でSAMURAI賞受賞

#坂本龍一

自身のドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto:CODA』でヴェネチア国際映画祭に出席した際の坂本龍一
(C) Kazuko Wakayama
自身のドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto:CODA』でヴェネチア国際映画祭に出席した際の坂本龍一
(C) Kazuko Wakayama

『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞作曲賞、『ラストエンペラー』でアカデミー賞作曲賞を受賞するなど、映画音楽家としても世界で名を馳せる坂本龍一が、第30回東京国際映画祭のSAMURAI賞に輝いたことがわかった。

黒沢清監督とマーティン・スコセッシ監督にSAMURAI賞!

同賞は、比類なき感性で「サムライ」のごとく、常に時代を斬り開く革新的な映画を世界へ発信し続けてきた映画人の功績を称える賞。第27回東京国際映画祭より新設され、第1回受賞者は北野武監督とティム・バートン監督。第2回受賞者は山田洋次監督とジョン・ウー監督。第2回受賞者はマーティン・スコセッシ監督と黒沢清監督と、世界の巨匠に贈られてきた。

また、「映画の未来の開拓」をビジョンの大きな柱の1つとしている東京国際映画祭では、会期中に坂本龍一のSAMURAI賞授賞を記念した特別クラスをはじめ、国際的に第一線で活躍している、ブリランテ・メンドーサ監督、河瀬直美監督、曽利文彦監督を迎えてのマスタークラスも実施される。

坂本龍一の特別クラス概要は以下の通り。

第4回“SAMURAI(サムライ)”賞授賞記念 
坂本龍一スペシャルトークイベント〜映像と音の関係〜
日時:11月1日 14時開場/15時開演(予定)
米アカデミー賞を始めとする数々の国際的な賞に輝き、常に時代をリードする音楽家の坂本龍一がこれまでの軌跡をたどるとともに自身の映画音楽論を展開する。

ほかのイベントは下記公式サイトでご確認ください。
http://2017.tiff-jp.net/ja/