『操作された都市』チ・チャンウク インタビュー

映画初主演! 人気実力派が新たな挑戦を語る

#チ・チャンウク

学生時代は僕もよくネットカフェに行ってゲームをしたりしていました

ドラマ『ヒーラー〜最高の恋人〜』『THE K2〜君だけを守りたい〜』などで大人気を博すチ・チャンウクが主演した『操作された都市』が、1月20日より公開される。

オンラインゲームで凄腕を発揮しリーダーとして評価される一方、現実世界ではフリーターの負け組青年が、何者かによって殺人犯に仕立て上げられ、反撃に出る姿を描いたサスペンスアクションだ。

本作で映画初主演を果たしたチャンウクに、映画の見どころなどを語ってもらった。

『操作された都市』撮影中の様子
──スリリングな内容ですが、本作のシナリオを受け取った時の感想は?

チャンウク::とても漫画的だと思いました。そして、パク・クァンヒョン監督と一緒に仕事をしたらとても面白い色合いの映画になるのではないかと思いました。

──最初はこの作品をやるかどうか、とても悩まれたと聞きました。

チャンウク:果たして、僕が映画というジャンルにおいて観客の皆さんを満足させることができるのかという心配が一番大きかったです。そしてシナリオを受け取った時はこれらに書かれている世界観が実際にはどのようにカタチになるか想像がつかなかったんです。また、(主演として)作品をちゃんと引っ張っていけるのか不安でした。でも実際にパク・クァンヒョン監督に会って話をして確信が持てましたし、楽しい作品づくりになりそうだという思いで撮影に臨むことができました。

『操作された都市』
(C)2017 CJ E&M CORPORATION, TPS COMPANY ALL RIGHTS RESERVED

──主人公クォン・ユはオンラインゲームの世界では卓越した完璧なリーダーなのに、現実生活ではフリーターでうだつの上がらない青年ですが、どのように役作りをされましたか?

チャンウク:今思い起こせば、学生時代は僕もよくネットカフェに行ってゲームをしたりしていました。その点は役作りはしていないですね(笑)。
 クォンという人物を演じながら、僕なら、殺人犯に仕立てられ窮地に陥るこの状況の中でどう動けるか、そしてどれほどまでに苦痛で悔しいだろうか、と考えながら演技をしました。どれほど悔しんで憤慨したら、平凡だった人物があんなに勇敢になれるのかと。そんなことを考えていましたね。

『操作された都市』
(C)2017 CJ E&M CORPORATION, TPS COMPANY ALL RIGHTS RESERVED
──監督が「チ・チャンウクは演技とアクションに対する感覚がとても優れている」と絶賛していますね。難易度の高いカーチェイスやワイヤーアクション、そして格闘シーンなど危険なアクションも自ら演じたとも聞きました。

チャンウク:実は撮影に入る何ヵ月も前から、夏の暑い時期にアクションシーンのためにとてもたくさんの訓練を受けました。非常に大変でしたが、一生懸命にやりました。皆さんに楽しんでいただけたら嬉しいです!

──最後にメッセージをお願いします。

チャンウク:キャスト、スタッフみんなでとても苦労しながら頑張って作った作品です。どうか観客の皆さんにも愉快で痛快な映画になればと思います。たくさんの応援、よろしくお願いいたします!

チ・チャンウク
チ・チャンウク

1987年7月5日生まれ、韓国出身。2008年に映画『スリーピングビューティー』で本格デビュー。ドラマ『笑ってトンヘ』(10年)、『ヒーラー〜最高の恋人〜』(14年)、『THE K2〜君だけを守りたい〜』(16年)などで人気を博し、本作で映画初主演。『君の名は。』韓国語吹き替え版では主人公の声優をつとめた。