父の死で初めてお互いの存在を知った三姉妹の絆を感じられる場面写真を公開

父の死をきっかけに初めて互いの存在を知った三姉妹の成長を描いた香港発の人間ドラマ『花椒(ホアジャオ)の味』(原題:花椒之味)の全国公開が11月5日に決定し、あわせて、同作の場面写真が公開された。

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同作は、香港、台北重慶…別々の土地で育った三姉妹が父親の死でお互いの存在を初めて知り、出会う。そして亡き父の火鍋店を継ぎ、秘伝のスープを再現する過程を通して、家族の温かさを知り、家族と自分自身と向き合う、癒しと成長の三姉妹の物語だ。

三姉妹の長女・ユーシューを演じるのは、香港のトップスターで、第26回香港電影評論学会大奨最優秀女優賞ノミネートのサミー・チェン(鄭秀文)。同作では芯の強い長女を演じている。次女ルージーは台湾の女優メーガン・ライ(賴雅妍)。クールさと可愛らしさの二面性を演じ分け、三女・ルーグオはリー・シャオフォン(李曉峰)が三女らしい素直さとクルクル変わる表情で魅力的に演じている。

ユーシューが心を開く麻酔医チョイ・ホーサン(蔡浩山)に、リッチー・レン(任賢齊)。元婚約者クォック・ティンヤン(郭天恩)に、アンディ・ラウ(劉德華)。ルージーの母親ジャン・ヤーリン(張雅玲)役に、台湾のベテラン、リウ・ルイチー(劉瑞琪)。ルーグオの祖母リウ・ファン(劉芳)役に、中国の一流俳優、ウー・イエンシュー。頼りないけど愛ある父親ハー・リョン(夏亮)役に、歌手・俳優のケニー・ビー(鍾鎮濤)。

脚本・監督はヘイワード・マック、プロデューサーにアン・ホイの強力タッグ

脚本・監督は『烈日当空(原題)』(監督)、『恋の紫煙』(脚本)のヘイワード・マック(麥曦茵)。プロデューサーとして、香港電影金像奨を6度受賞し、2020年ヴェネチア国際映画祭で生涯功労賞の金獅子賞を受賞したアン・ホイ(許鞍華)がバックアップする。

今回公開された写真は、家族の絆を感じてくつろぐ三姉妹の様子や、跡を継いだ火鍋店の様子などをとらえている。また、ユーシューを支える2人の男性、アンディ・ラウ、リッチー・レンとのもどかしい関係をとらえた場面写真も公開された。

・場面写真を一気に見る!

果たして三姉妹は、常連客の望む“父秘伝の味”を再現できるのか…。

『花椒(ホアジャオ)の味』は11月5日(金)より、全国で公開される。

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