竹財輝之助さんと猪塚健太さんのインタビューのようすをお届け!
大反響を頂いた『劇場版ポルノグラファー ~プレイバック~』のインタビュー。たくさんの方にお読み頂き、コメントも多数頂いて編集部も驚いたほど。やっぱり『ポルノグラファー』ファンの“グラファー”のみなさんは思いが熱い! その熱さを実感した編集部では、せっかくだから“グラファー”の方たちの思いに少しでも応えたいということに。
・『劇場版ポルノグラファー~プレイバック~』竹財輝之助×猪塚健太インタビュー
そこで、取材現場の雰囲気やお人柄をお伝えしようと《インタビュー後記》をお届けすることに。原作者・丸木戸マキ先生の回に続いて、今回は出演者である木島理生役の竹財輝之助さんと久住春彦役の猪塚健太さんのインタビュー秘話をお贈りしよう。
木島理生と久住春彦の登場に筆者のテンションはアップ!
取材当日はまだまだ寒いけど、空は澄んでいてよく晴れた日。何度やっても取材には慣れない筆者は、今回も緊張しながら都内某所の取材現場に到着。カメラマンさんと撮影の打ち合わせしながら、質問メモにも目を通して緊張をほぐしていた。
準備しつつ待っていると、竹財さんと猪塚さんのお二人が連れ立って取材部屋に入室。筆者の緊張というかテンションはさらにアップ! 当たり前だけど、生で見るとさらにイケメン! 背も高ーい! 特に竹財さんの背が高くてビックリ! いや、竹財さんはモデルもされるほど高身長なことはわかってる。でも、竹財さんが演じるスクリーンの中の理生はどこか儚げで華奢な雰囲気があるから、“高身長の男性”というイメージが薄くて。だから実際の竹財さんが高身長のイケメンさんなことが新鮮に写ってしまった。
だけど、飛沫防止のアクリルプレートを隔ててインタビューテーブルについてもらうと、物腰柔らかい竹財さんはすでにどことなく理生の佇まいが。挨拶代わりに筆者が原作も大好きなことを伝えると、猪塚さんがパッと笑顔になって目を輝かせてくれた。猪塚さんもまた、春彦の雰囲気が漂ってる!
猪塚さんが笑顔で話し、竹財さんが加わる…。映画のイメージのまま!
理生と春彦を感じることに嬉しくなりながら、早速質問。シリーズ3作目にしてついに映画化されたことについて感想を聞くと、口火を切ってくれたのは猪塚さん。爽やかな笑顔とともに、「ドラマをやっているときには思っても見ませんでした」と喜びと驚きを語ってくれた。そのあと、彼の言葉を受けて竹財さんが少し間を置いて「僕もびっくりですね」とコメント。なんだか、こんなことも『ポルノグラファー』の理生と春彦の関係を彷彿とさせる。好青年な春彦が先陣を切ってしゃべり、様子を伺いつつ理生が加わってくる、というような。猪塚さんはハキハキと話し、竹財さんは理生ほどじゃないけれど独特の雰囲気でまったりと話してくれて、作品のイメージが壊れない2人だ。
インタビューの中で猪塚さんが竹財さんのことを「全然似てないです。理生とは真逆ですね」と人間性について語っていたが、醸し出す空気はイメージ通り。猪塚さんのほうは、竹財さんいわく「猪塚くんは春彦にちょっと似てるんだよね、子犬みたいなところが(笑)」ということで、春彦っぽさがあることは竹財さんのお墨付きだ。猪塚さんがまっすぐこちらの目を見て答えてくれて、竹財さんは聴きながら話している猪塚さんをじっと見つめているのも印象的だった。
その後も話ははずみ、BLコミックが原作であることや役を演じる苦労、また、重力に逆らって涙を流すこともできる竹財さんのスゴ技など多岐にわたって語ってくれた。
官能シーンへのチェレンジについても語ってくれた
また、『ポルノグラファー』シリーズは官能的なシーンも果敢に描くことでも話題になった作品。猪塚さんによると「最初はめちゃめちゃ緊張しましたね。キスシーンひとつ取っても、どこまでやっていいかわからない」らしく、大胆に描くシリーズの印象があるが、はじめは手探りだったことが伺えた。手探りしながら作品にとって大切な官能シーンにチャレンジしてくれたのだ。
えげつない内容の同人誌!? まさかの発言も飛び出した!
もうひとつ印象的だったのは、やっぱりアレ。竹財さんの衝撃発言! TwitterのムビコレBL専用アカウント《ムビコレBL部》でも、このインタビュー記事に関して、この部分に注目しているコメントが多く、ざわつくこととなった。竹財さんが原作BLコミックに関して話したときに「僕はもっとえげつない内容の同人誌を何作か読んだことがあった」という驚きの発言をしているのだ!
え? 竹財さん、同人誌読んだことあるの!? えげつない内容!? しかも、何冊も!? え、え、え!? 情報が多くて処理し切れない! この事実には筆者も驚いた。なんてすごい爆弾をさらっと放り込んでくれるのか。しかも、筆者が書いた原稿からカットされずにいたことにも2度目のビックリ。勝手に忖度して自主規制せずに原稿に入れておいて良かった! ちなみにこの「えげつない内容」という言葉も竹財さんの言葉のままだ。いったいどんなえげつない同人誌を読んだというのか?
さて、その気になる内容なのだが…、これが聞けなかったのだ! めちゃくちゃ残念! 面目無い! インタビュー記事では構成上わかりやすいように中盤で言及しているが、実は今回のインタビューではこのくだりが最後のコメント。ここでタイムアップとなってしまったので、聞くことができなかったのだ。誠に申し訳ない! それに筆者自身が非常に残念。今度、もし機会があればぜひとも聞いてみたい!
“ソーシャルディスタンス壁ドン”など萌えポーズにも快く応じてくれたお二人
お詫びの代わりに写真撮影にまつわる裏話を披露しよう。インタビューの後は写真撮影となり、こちらがお願いするさまざまなポーズを嫌な顔ひとつせず、いや、なんなら積極的に楽しむぐらいのノリで応じてくれた2人。通常の2人並んだショットなどから撮り始め、メインカットのお互い向き合ってそれぞれの体にそっと手を添える激萌えのポーズも慣れたようすでこなしてくれる。
ちょっと離れて見つめ合っているのは、このコロナ禍において編集部で編み出した“ソーシャルディスタンス壁ドン”。お願いすると、当然ながら聞いたこともない言葉に最初は戸惑っていたが、具体的なポーズを細かく説明するとすぐに把握してくれてご覧の通り。さすが!
尊いバッグハグの上半身ショット、その下では竹財さんが驚きのド開脚!?
バックハグもお願いすると、すぐに対応してくれた。この場合、年下だけど攻めである春彦役の猪塚さんがバックハグして抱擁するポジション、理生役の竹財さんは受け止める立場が最適というもの。これは説明せずともバックハグをお願いした時点ですぐに、猪塚さんが後方、竹財さんが前方へ。やっぱり心得てる。
さて、ここでよく見て欲しいのだが、このバックハグの写真、2人は立ったまま撮影してるのだ。立ったままで! 何が言いたいかおわかり頂けるだろうか? 前述したように竹財さんは高身長、猪塚さんも背が高いが竹財さんのほうが高いくらい。でも、バックハグでは竹財さんのほうが低い位置で、抱擁する猪塚さんの方が高い方がさまになる。
この写真もまさにその通りのポジションなのだが、椅子に腰掛けるなどせずに立ったまま撮影しているのだ。この竹財さんのほうが低い位置とはこれいかに? その答えは……バックハグをお願いされて竹財さんが前方に来るや、いつものことといったように竹財さんはスススススーッと足を左右に開脚! それもちょっとやそっとじゃない! 90度以上あるほどのド開脚! かくして、見ごと竹財さんのほうが低い位置をとれているというわけなのだ。
写真を見ると、穏やかな表情で微笑み合ってしっとりと落ち着いたムードがただよっている2人。だが、実は下半身では竹財さんはしっとりムードではないド開脚! 上半身とのギャップが激しいド開脚なのだ! 全身でお見せできないのが残念!
バックハグを撮影するときにはいつもこのポーズと決まっているのかもしれない。それほど自然な流れでやってのけてくれた。これだけのポーズをとっていても顔を引きつらせることなどなく涼しい表情でやって見せるのはさすが、重力に逆らえる男・竹財さん! そんな竹財さんに動じず、優しく包み込むのもさすが、猪塚さんだ!
インタビューも無事終了、2ショットの彼らに会えなくなる寂しさが…。
驚いたり萌えたりしつつ、写真撮影も無事に終了。面白くて興味深い話をたっぷりと聞くことができて、萌えポーズの写真もいっぱい撮影することができて大変収穫の多いインタビューだった。ご協力に感謝!
と同時に、本作は『ポルノグラファー』シリーズの続編であり完結編なので、2ショットの彼らに会えなくなるかもしれないと思うと寂しい気持ちが…。
『劇場版ポルノグラファー ~プレイバック~』とリンクしている丸木戸マキ先生のBLコミック『アケミちゃん』も実写化されて、奥野壮さんや相手役の方も交えて座談会インタビューなどできれば嬉しいのに。遠くない未来に実現されることを祈って、インタビュー後記を終わりにしたいと思う。あれもこれも伝えたいと長くなってしまったが、少しでも現場の空気を感じていただけたら嬉しい限りだ。(文:牧島史佳/ライター)
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『劇場版ポルノグラファー ~プレイバック~』は2021年2月26日より3週間限定上映
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