北村匠海、山崎まさよしとのMステ出演振り返り「すごいことになってるな」

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山崎まさよし(左)と北村匠海(右)
山崎まさよし(左)と北村匠海(右)
山崎まさよし(左)と北村匠海(右)
左から篠原哲雄監督、山崎まさよし、北村匠海
左から篠原哲雄監督、山崎まさよし、北村匠海
左から篠原哲雄監督、山崎まさよし、北村匠海

山崎まさよしと北村匠海が、11月23日に丸の内TOEIで行われた映画『影踏み』の大ヒット御礼舞台挨拶に登壇。映画ヒットの感謝を直接観客に伝え、イベント前日に2人で生出演した音楽番組「ミュージックステーション」の感想などを語り合った。

『影踏み』大ヒット御礼舞台挨拶、その他の写真

本作は『64ロクヨン』『クライマーズ・ハイ』などで知られる横山秀夫の同名小説を映画化。深夜に寝静まった民家に侵入し盗みを働く泥棒、通称“ノビ師”の真壁修一が、ある日の深夜、県議会職員宅に忍び込み、放火殺人未遂を偶然に目撃したことがきっかけで、真壁の過去が呼び覚まされ、彼を取り巻く運命が変わっていく。山崎が真壁役で14年ぶりの映画主演をつとめる。舞台挨拶には主演の山崎まさよし、共演の北村匠海、メガホンをとった篠原哲雄監督が登壇し、3人が姿を現すとあふれんばかりの拍手と大歓声が沸き起こった。

山崎は「今日は本当に満員御礼で。あとで大入袋をもらおうかと思います!」と冒頭から会場の笑いを誘い、篠原監督も「ここ丸の内TOEIは日本の中でも古くからある映画館で、今日『影踏み』でここに立つことができて本当に嬉しいです」と感慨深くコメント。SNSに寄せられた本作の感想やリピーターについて聞いた北村は「何回も見てくれている人がいるという事実だけで嬉しい」と感謝を述べた。

2回目以降のリピート鑑賞時に見るべきおすすめポイントとして山崎は「最初の久子(尾野真千子)と久能(滝藤賢一)が本屋でデートするシーンですね! よく見ると飾られている1つの絵をずっと同じ距離で見ている女性がいるんです。主題歌と劇伴を作る過程で何回も映画を見ていたんですけど、どのカットからも絶対そこから動かない人がいるんです!」と山崎節を炸裂させた。

また11月22日に生放送された「ミュージックステーション 2時間スペシャル」で、山崎が書き下ろした主題歌「影踏み」を、北村と2人で披露した話題になると、北村は「初めてMステに出演したんですけど、山崎さんと一緒でなかったらいつあの場に立つことができたんだろうと思っていました。歌った後、楽屋に戻ると手がびっくりするくらい震えてました(笑)。家に帰って放送を見返し『俺、まさよしさんの横にいるんだ。すごいことになっているな、北村くん』と」と感想を語ると、「えらい客観的やな!」と山崎がツッコミつつ「オーガスタキャンプでも北村くんとやったんですけど、映画あってこその歌なので、僕1人じゃなくて北村くんとやることに意味がある」と熱くコメントした。

観客からの質問で、1番思い出に残っているシーンについて聞かれた北村は「火葬場のシーン。自分の遺影を見ながら芝居をしたんですけど、笑うのが苦手で遺影も笑えてなくて……修一が“ノビ師”になるための重要なシーンだったことも理由の1つです」と回答。篠原監督も「確かにそこは修一にとって重要なシーンだったので、北村くんはプレッシャーを感じていたと思います。私はラストの丘のシーンですね。前の日まで重たいシーンばかりで天気も良くない日が続いていたんですけど、朝起きると空が抜けるほど晴れていて気持ち良かったです。修一が手が震える様子や涙ぐむところなど撮りながらこの映画は成功した! と感じた瞬間でした」と回想していた。

最後に山崎は「デビュー25周年を迎えたタイミングで『影踏み』に携われたことを本当に嬉しく思います。皆さん1人ひとりに好きな映画があると思います。この映画は最高の原作者・横山秀夫さん、最高の監督、最高の共演者の方々と作ることができ、僕が出せる力を最大限出した作品です。皆さんのフェイバリットになるといいなと思います!」と大盛況となった舞台挨拶を締めくくった。

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