佐野晶哉&平泉成、お互いを“うちのおじいちゃん”“うちの孫”と紹介し合う!?
Aぇ! group佐野晶哉が出演する『明日を綴る写真館』の大ヒット御礼舞台挨拶が実施され、主演の平泉成、共演の佐野、そして秋山純監督が参加した。サプライズで44年連れ添った平泉の妻や家族からの手紙も届き平泉も涙。感動の舞台挨拶となった。
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映画公開後から約 2 週間経過したこの日、満員の観客で迎えた大ヒット御礼舞台挨拶に立った平泉は「いやあ、夢のようですね」とキャリア60年にして自身初の主演映画の大好評ぶりに感慨無量の様子。周囲の反応・反響については「温かく優しい映画が久しぶりに見られて嬉しいという反応ばかりです。娘や息子に見せたい、両親にこの映画をプレゼントしたい、などと言ってくれる方もいました」と述べて、顔をほころばせた。
一方、平泉から「うちの孫」と紹介された佐野は「成さんは大先輩だけれど、もう地元の学校の先輩みたい。いや、うちのじいちゃんです!」とすっかり仲良し。
映画公開後の周囲の反響を聞かれると「中学時代の先生から友だち経由で連絡がありました。映画を見て成⻑を感じて嬉しいと。同世代の友だちは、そろそろ実家に帰らなければと思ってくれたり、友だちの心を動かせたのが嬉しくて、全国的にそんな人たちが少しでもいたらいいなと思います」とさらなるヒットを祈願していた。
この日の平泉のネクタイは、佐野が映画公開初日に誕生日プレゼントとして贈ったもの。「今日もメンカラ(メンバーカラー)のネクタイをしてきました」と平泉が言うと「僕がいないところでもつけてくださっているようで本当に嬉しい」とニッコリ。
また平泉が「どういうわけか私が持っている上着のどれにも合う」と太鼓判を押すと「成さんの過去60年の色々なスーツをネットで調べて、これや!と思って決めたから」と明かして平泉を驚かせていた。
一方、自身を“エゴサの⻤”という秋山監督は「ほとんどの感想に“いいね!”を押して、DMにもすべて返信しています。親に会いたくなった、親の写真を撮りたくなったなどと家族について書いてくれるのが嬉しい」と高評価に大喜び。
すると平泉は「さっきから会話についていけないのだけれど…エゴサって何?」と首をかしげて、佐野からエゴサについての説明を受けていた。
そんな中、サプライズで平泉の愛妻・里香さんから想いのたっぷり籠った手紙が届き、司会が代読した。
妻のみならず、親族からも届いたサプライズ!しかも客席には妻をはじめ家族の姿が。平泉は「本当に嬉しい。我慢したけれど涙が…。この場に立たせていただくのに 60 年の月日が経ってもう 80 歳。⻑い事かかったなと思うけれど、本当にありがとうございます。家族として、今ひとつかっこよくない僕をずっと支え続けてくれた。かみさんにも、家族にも感謝です。ありがとう」としみじみ。その横で佐野も「成さんからご家族の話を聞くことが多かったので、こうして直接お会いできて、ご家族からの激励の言葉を聞かせてもらえて…うちのじいちゃんカッコいいです」とウルウルして「このタイミングに成さんと出会えて、僕は出会いの運が良いなと感じました」と平泉との出会いに感謝していた。
最後に佐野は「成さんに出会って人生が何十倍も豊かになりました。58歳年下の僕と仲良くしてくださる成さんには頭が上がりません。観客の皆さんがこの映画に出会い、皆さんの日常の中でのちょっとした心の変化があったら幸せです」と挨拶。
平泉も「こんなに晴れがましいところに立たせてもらえるのは生涯で一度きりかもしれないけれど、まだ元気なのでやれるところまで頑張ってやっていきたいです。その際はぜひ応援してください」と呼び掛けていた。
『明日を綴る写真館』は現在上映中。
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