安全装置なしで絶壁に挑戦!アカデミー賞に輝く長編ドキュメンタリーの特報解禁

#クライミング#エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ#ジミー・チン#フリーソロ

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そびえ立つ巨岩にフリーソロで挑む1人の男。その一部始終を臨場感溢れるカメラワークで捉え、本年度アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞に輝いた『フリーソロ』。このドキュメンタリー映画の特報とポスタービジュアルが解禁となった。

[動画]解禁となったドキュメンタリー映画『フリーソロ』特報

ナショナル ジオグラフィック ドキュメンタリー フィルムズ製作による本作は、稀代のクライマー、アレックス・オノルドが、カリフォルニア州のヨセミテ国立公園にそびえる巨岩エル・キャピタンにフリーソロで挑む姿を捉えたもの。スリリングで、手に汗握るこの映像を作り上げたのは、2015年の山岳ドキュメンタリー『MERU/メルー』が絶賛されたジミー・チン&エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィの監督コンビ。

アレックス・オノルドは1985年8月17日生まれ。10歳の時にカリフォルニア、サクラメントのジムでクライミングを始め、以後、世界で最も有名なクライマーの1人となる。フリーソロ・クライミングはロープや安全装置を一切使わずに山や絶壁を登るというもので、オノルドはこの世界の若きスーパースター。そんな彼には壮大な夢があった。それはカリフォルニア州のヨセミテ国立公園にそびえる巨岩エル・キャピタンに挑むこと。この世界屈指の危険な断崖絶壁をフリーソロで登りきった者は、いまだかつて1人もいない中、幾度の失敗と練習を重ねオノルドは、2017年6月3日早朝、1人エル・キャピタンへと向かう。

解禁となった特報は、安全装置をつけていないオノルドが、絶壁を登っているシーンとともに幕を開ける。「はぁはぁ」という荒い息づかいが聞こえる中、しっかりと指をひっかけ、少しずつ絶壁を登る姿。一つ間違えれば命を失ってもおかしくない中で、それでも上へ上へと登り続ける姿は、神々しくさえある。

『フリーソロ』は9月6日より新宿ピカデリーほかにて全国公開となる。

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