最後の見世物小屋を描いた『ニッポンの、みせものやさん』5年ぶり上映決定

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『ニッポンの、みせものやさん』フライヤー
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最後の見世物小屋を描いたドキュメンタリー映画『ニッポンの、みせものやさん』。毎年恒例の見世物小屋が出る新宿・花園神社の酉の市直後の2012年12月に新宿K‘s cinemaで上映されるや、異例の口コミで大ヒットしたこのドキュメンタリー映画が、5年の歳月を経て、再び新宿・花園神社の酉の市の季節に新宿K’s cinemaでアンコール上映されることがわかった。

[動画]『ニッポンの、みせものやさん』予告編

昔はいろいろなお祭りや縁日で見かけたという「見世物小屋」。そこには、へび女、人間ポンプ、タコ娘、ロクロ首、オートバイサーカスなどなど、いろいろな見世物が。その数、最盛期には数百軒を数えたという。

そんな見世物小屋の最後の一軒と言われるのが大寅興行社。北海道から九州、日本を縦断するなかで見つめる、一座の暮らしと人情、そして10年にわたる交流から滲み出る、一瞬の人生の輝きが本作には映し出されている。

DVD化はされないというこの『ニッポンの、みせものやさん』は11月25日〜12月1日に新宿K’s cinemaにて公開となる(11月29日には奥谷洋一郎監督のティーチインも開催予定)。

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