ラッパー・Jin Doggが映画初出演で初舞台挨拶! ドスの効いた拍手要求に客席が緊張する一幕も

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(C)2022映画「Sin Clock」製作委員会

主演・窪塚洋介が『池袋ウエストゲートパーク』の聖地・池袋に降臨

どん底の人生を生きるタクシードライバーたちが偶然の連鎖に導かれ、幻の絵画をめぐる一夜の人生逆転計画へ挑む様をスリリングに描く犯罪活劇『Sin Clock』。2月10日に封切られた本作に対し、映画ファン、ヒップホップファンなど幅広い客層から絶賛の声が上がるなか、2月24日大阪・なんばパークスシネマ、2月26日東京・グランドシネマサンシャイン池袋にて公開後舞台挨拶が開催された。

・ラッパー・Jin Doggの堂々たる存在感も話題! 窪塚洋介主演『Sin Clock』の公開直前イベント開催

大阪・なんばパークスシネマには、主演の窪塚洋介、牧賢治監督に加え、本作が映画初出演となるラッパー・Jin Doggがイベント初登壇。そして2日後の東京・グランドシネマサンシャイン池袋での舞台挨拶には、窪塚と牧監督が登壇。伝説的ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』で窪塚演じた“キング”が聖地・池袋に降臨するなど、公開後舞台挨拶は共に満員御礼となり、大いに盛り上がった。

大阪での舞台挨拶では、タクシードライバー・高木シンジを演じた窪塚が、開口一番、この日MCを務めた宣伝プロデューサーが嚙み嚙みだったことをさっそくいじって会場の笑いを誘った。さらに「何塚です」とボケると、今度はMCから「窪塚さんですね」とツッコミが入るという、笑いの聖地・大阪らしいボケとツッコミで舞台挨拶がスタートした。

狂気と色気を兼ね備えた半グレ・ヤスを演じたラッパーのJin Doggは、映画で演じたヤスなさがらのドスの聞いた声で「(拍手が)足りひんよ」と一言。まるで、ヤスがそこにいるような緊張感が客席に走った。本作で商業映画デビューした監督は、「地元大阪で舞台挨拶ができたことを幸せに思います」と挨拶した。

3人ともゆかりのある大阪への凱旋の舞台挨拶について聞かれると、自身も大阪在住の窪塚は「キャストもスタッフもほぼほぼ関西人で撮った映画で、関西成分たっぷりなので、大阪の人にも楽しんでもらえたのではないかなと思います」と答える。

初の映画出演について聞かれたJin Doggは、「初めての芝居だったので、普段のPVとは違って難しかったです。“普段通りやん“と周りからは言われるのですが、そんなことないのでよろしくお願いします」と苦笑い。窪塚からは「めっちゃ良かったんですよね。新しい扉が開いちゃったなという感じで」、監督からは「アーティストとして活躍しているのでスイッチの入り方がすごかった」と太鼓判を押された。

また、窪塚は冒頭の中華料理屋でのシーンについて、「もう飲んじゃおうよ!」お酒を飲みながら撮影をしたことを暴露。しかし、それは初めての撮影となるJin Doggの緊張を解くためでもあったようで、他のキャストもリラックスして撮影に臨めたと語った。また、窪塚は「Jinが拳銃を撃ってるシーンの時に“楽しいっすね!”と心底楽しんでいたので、“これはヤバいな”と思いましたね(笑)」と撮影時を振り返った。

・窪塚洋介、Jin Doggらの写真を全て見る

Jin Doggの起用について聞かれた監督は、「元々ライブを見に行っていて、“絵になる”人だなと思っていたが、今回の脚本が出来上がった時にJin Doggさんしかいないと思いオファーしました。窪塚洋介とJin Doggが同じ空間に共存する場が作れたのがうれしかった」と喜びを語った。さらにJin Doggが自分が考えた演技プランがあまりにも怖すぎたため、「もっと素のままで」と要望したことを明かした。

東京・グランドシネマサンシャイン池袋で行われた舞台挨拶では、窪塚が出演する『池袋ウエストゲートパーク』(通称IWGP)のNetflix配信が始まったこともあり、チケットが即完売。そんな高揚感に満ちた会場内にやってきた窪塚を、観客は「おかえり!」の大合唱で迎えた。窪塚はその声援に応え、IWGPの劇中で歌っていた某家電量販店のあの曲をアカペラで披露。“池袋”ならではの粋なプレゼントに会場は大喝采となった。

『Sin Clock』は公開中。

・[動画]ラッパーJin Dogg、容赦ない取り立てが異常/窪塚洋介主演映画『Sin Clock』本編映像


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