これぞ神! 映画『ウォークラフト』でILMが挑戦する最新技術映像が到着!

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『ウォークラフト』
(C) 2016 legendary and universal studios

これぞ神と崇め奉りたくなる、CG界の名門スタジオILM(インダストリアル・ライト&マジック)の最新技術の秘密に迫る特別映像が解禁となった。

[動画]これぞILMマジック! 解禁となったCG界の名門スタジオが手がける『ウォークラフト』最新技術映像

ILMの最新技術が使われているのが、ブリザード・エンターテイメントが提供する世界的人気ゲーム「ウォークラフト」を原案とした映画『ウォークラフト』。その世界をスクリーンに再現するため、『ジュラシック・ワールド』のレジェンダリー・ピクチャーズが製作を担当し、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の圧倒的な視覚効果を生み出したILMが特殊効果として参加。デヴィッド・ボウイの息子で、映画『月に囚われた男』や『ミッション:8ミニッツ』のダンカン・ジョーンズがメガホンをとっている。

解禁となった特別映像は、本作の特殊効果を担当したILMの最新技術に迫ったもの。剣と魔法の世界“アゼロス”を舞台に、人間、オーク、ドワーフ、エルフなど、数多の種族が壮絶な戦いを繰り広げる本作だが、ダンカン監督が「最重要課題はオーク族のビジュアル」と話すように、物語の主役であるオークというキャラクターにいかに感情移入してもらえるかが製作の大きな鍵を握った。

そのためILMのVFXチームは、微妙な表情の表現に限界がある特殊メイクではなく、顔のフェイシャル・キャプチャーを進化させた新たな方法に挑戦。本映像では、オーク側の主人公であるデュロタンを演じたトビー・ケベルの微妙なニュアンスを含んだ表情すべてがキャプションされ、瞬きから口角の動き、目のかすかな揺らぎにいたるまで、見事に表現される様子が紹介されている。

また、CGで表現するのが難しい毛に関しても、今回は“ヘアクラフト”という専門の技術を導入。オークの躍動感の表現をより豊かにしている。

『ウォークラフト』は7月1日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほかにて全国公開となる。

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