ベビーフェイスでも妖艶顔に! 中国の女優リン・ユンのヘアメイクを解説

#アジアンビューティー#コラム#リン・ユン

リン・ユン
リン・ユンのinstagramより(@jellylinyun)
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【アジアンビューティー】トレンドやカルチャーの発信地として世界中から注目のスポット、アジア。このコラムでは、元ヘアメイクの美容ライターがインスタグラムからアジアの魅力的なファッションアイコンやインフルエンサーのショットをピックアップしてご紹介します。今回取り上げたのは、リン・ユン。中国版『のだめカンタービレ』でヒロインをつとめたことでも知られる、中国の若手俳優です。

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ラフなダブルシニヨンにブレードの毛束でアクセント

まるで子どものようなあどけない表情がとてもキュートな1枚(トップ画像)。首元のヘッドフォンと白のネイルがコーディネートの良いアクセントに。このショットで一番印象的なのは、ヘアスタイル。キッチリとパート分けをせずラフに取り分けた2つの毛束を高い位置で結んで、ルーズにねじりながら砕けた感じのシニヨンに。顔周りに取り分けたおくれ毛の毛束をブレードにして、アクセントをプラスしているのがいい感じ。

あえてスタイリング剤を付けずに仕上げたドライな質感は彼女にはマッチしているけれど、大人がこれをやるのは危険。ワックスやオイルを適宜使ってツヤや束感をプラスしてあげるのが、大人スタイリングにはマストです。

メイクルームから鏡越しの色っぽショットを投稿

ヘアメイクでガラリと印象が変わる、ユンの長所が存分に発揮されたショット。なんらかの撮影前のメイキング中と思われます。アイメイクは、上まぶた中央と下まぶたの目尻寄りにオレンジをオン。そこに締め色のインクブルーを、上まぶたの目頭&目尻と、下まぶたの中央から目尻よりに重ねて。仕上げは、グリッターラメを上まぶた中央と下まぶたの目頭寄りにまぶして完成。こういった濡れ感があるグリッターラメは、瞳のうるみ感を強調してあざとい目元を演出してくれる旬なテクニック。輪郭のファジーなコーラルピンクのリップが、陶器のような白肌に映えています。

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リン・ユンのinstagramより(@jellylinyun)

ケイト・スペードのチアフルなサンドレスを纏って

芝生のグリーンとカラフルなフラワープリントのサンドレスのコントラストが鮮やか。リボン付きショルダーストラップにマキシ丈ティアードスカートと、姫要素満載のガーリーなデザインのドレスは、ケイト・スペード。斜め掛けしたショルダーバッグも、同じくケイト・スペードでコーディネート。サイドのシューティングスターロゴが印象的なスニーカーは、ロサンゼルスを拠点に活動していたアーティストデュオ「UZi(ウージー)」の元ディレクター、Gab3(ゲーブ)が手掛けたフットウェアブランド「STARWALK(スターウォーク)」のもの。BARNEYS NEW YORKなど一部の店舗で展開されたポップアップストアにて期間限定で販売されていた、レアなアイテムです。

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リン・ユンのinstagramより(@jellylinyun)

リン・ユンは、俳優業だけにとどまらず数々のモード誌で表紙を飾るなどモデルとしても大活躍。あどけないベビーフェイスながら、メイクや表情で不意にドキッとするほど色っぽいアンニュイなオーラを放つ多彩な顔が多くの人を惹きつけているよう。(文:羽野ハノン/ライター)

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