アカデミー賞衣装デザイン賞のジェニー・ビーヴァンがクリスチャン・ディオールのデザイン画をドレス再現!

#ファッション#アルバ・バチスタ#イザベル・ユペール#ランベール・ウィルソン#リュカ・ブラヴォー#レスリー・マンヴィル#ミセス・ハリス、パリへ行く

(C)Christian Dior
(C)Christian Dior
(C)Christian Dior
(C)Christian Dior
(C)Christian Dior
(C)Christian Dior
(C)Christian Dior
(C)Christian Dior
(C)Christian Dior

映画『ミセス・ハリス、パリへ行く』より、クリスチャン・ディオール自身がデザインしたドレスとそのドレスのスケッチの比較画像が解禁された。

・『ミセス・ハリス、パリへ行く』解禁された他比較画像6枚はこちら!

クリスチャン・ディオールがデザインしたドレスが勢揃い!

本作は、「ポセイドン・アドベンチャー」他数々の名作を生みだした小説家ポール・ギャリコの「ハリスおばさんパリへ行く」が原作。アカデミー賞ノミネート女優レスリー・マンヴィルが主演を務める。

第二次世界大戦後のロンドン。夫を亡くした家政婦ミセス・ハリス(レスリー・マンヴィル)は働き先でディオールのドレスに出会う。あまりの美しさに完全に魅せられたハリスは、ディオールのドレスを手に入れるためにパリへ行くことを決意する。なんとか集めたお金でパリへと旅立った彼女が向かった先は、ディオールの本店。威圧的なマネージャーのコルベール(イザベル・ユペール)から追い出されそうになるが、ハリスの夢をあきらめない姿勢は会計士のアンドレ(リュカ・ブラヴォー)やモデルのナターシャ(アルバ・バチスタ)、シャサーニュ侯爵(ランベール・ウィルソン)ら出会った人々を魅了していく。果たして彼女はディオールのドレスを手に入れて、夢を叶えることができるのか…、というストーリーが展開される。

今回解禁するのは、クリスチャン・ディオール自身がデザインしたドレスとそのドレスのスケッチを見比べられる画像。本作で衣装デザインを担当したのは、『眺めのいい部屋』(86年)、『マッドマックス 怒りのデスロード』(15年)、『クルエラ』(21年)で3度のアカデミー賞衣装デザイン賞を受賞したジェニー・ビーヴァン。ディオールが描いたデザイン画を元に見事に当時のデザインを再現した。

彼女は「私たちは、正しい生地を必死で探し求めたわ。ディオールの服はかなり重いから、ディオールの重さがないとダメなの。当時はセントラル・ヒーティングが普及していなかったから、生地は今より厚いものを使っていた。私たちは、写真から判断してちょうど良い色を出すために、生地をたくさん染めたの」とその苦労を明かす。

製作のグザヴィエ・マーチャンドはジェニー・ビーヴァンの仕事ぶりを称賛しつつ「僕たちは、ディオール社が貸し出した宝石類や帽子や靴を用いて、当時のディオールのルックを再現することに成功したんだ」と自信をのぞかせる。

解禁する画像のドレスが登場するのは本作でも大きな見所となっているメゾン ディオールで開催されるファッションショーのシーン。次々とディオールのドレスがお披露目され、まるで魔法の世界にでもいるかのような幸せそうなハリスの表情に注目だ。

『ミセス・ハリス、パリへ行く』は11月18日より全国公開。

INTERVIEW