エグい闇金業者と債務者たちの末路を描く大人気シリーズ、映画第1作目に再び注目!

#Netflix TOP10#コラム#大島優子#山田孝之#林遣都#闇金ウシジマくん

『闇金ウシジマくん』
Netflix 日本TOP10(映画/9月19日~9月25日)で第6位の『闇金ウシジマくん』
『闇金ウシジマくん』
『闇金ウシジマくん』
(C) 2012真鍋昌平・小学館/映画「闇金ウシジマくん」製作委員会

【Netflix TOP10】Netflixがオリジナル作品やライセンス作品を対象に、毎週の人気作品をランキングする「Netflix TOP10」。今回ピックアップするのは、「Netflix日本TOP10」(映画)から、6位にランクインの『闇金ウシジマくん』(12年)。山田孝之主演で実写化した本作は、2010年のドラマ放送から人気に火がつき、その後ドラマ・映画ともにシリーズ化を果たした。そして、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』から6年を経た今年の9月、ドラマ『闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん』が地上波放送を開始、dTVとNetflixでも配信中で話題になっている。その人気シリーズの記念すべき劇場版第1作目に、再び注目が集まっているようだ。

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山田孝之を原作ファンも絶賛、大島優子と林遣都も共演!

闇金融業「カウカウファイナンス」の社長・丑嶋馨(山田孝之)は、「トゴ」(10日で5割)という暴利で債務者に金を貸していた。パチンコ中毒の母を持つ鈴木未來(大島優子)は、母親の作った借金返済のため出会い系カフェのバイトを始めるも、体を売ることを周囲に勧められ追いつめられてゆく。一方、イベントサークルの代表をする小川純(林遣都)は、ある件で丑嶋に恨みを抱いたことから、丑嶋たちカウカウファイナンスを警察に通報してしまい……。

『闇金ウシジマくん』
(C) 2012真鍋昌平・小学館/映画「闇金ウシジマくん」製作委員会
『闇金ウシジマくん』
(C) 2012真鍋昌平・小学館/映画「闇金ウシジマくん」製作委員会

大人気漫画を原作に、借金返済で自らの人生を狂わせる債務者たちの悲痛な顛末と裏社会の闇を描いてゆく本作。そんな債務者たちと向き合う強面の闇金業者・丑嶋(ウシジマ)役に山田孝之が扮し、ビジュアルから役作りに至るまで、その完成度の高さが多くの視聴者を沸かせた。役を演じる上で山田は、感情を出すこともあるが基本は無機質で人間っぽくなく、欲望にまみれる人々の中で、常に変わらないウシジマの異常性や異質感を出すよう心掛けたという。原作のイメージを体現した山田の演技力に併せて、債務者を演じた大島優子や林遣都による、それまでのイメージを払拭させる役どころにも注目だ。痛ましい彼らの運命の結末やいかに――?

またドラマ版から引き続き、ウシジマの忠実な部下・高田役に崎本大海、柄崎役にやべきょうすけが続投し、その他にも豪華実力派俳優が名を連ね、エグさ満点の映画『闇金ウシジマくん』の世界を完全再現させた。先週(9月19日~9月25日)からトップ10入りを果たし、原作ファンも納得のクオリティを誇る本作、この機会に見てみてはいかがだろうか。(文:U)

【Netflix日本Top10(映画)/9月19日~9月25日】
1位『マトリックスレザレクションズ』
2位『雨を告げる漂流団地』
3位『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』
4位『リベンジスワップ』
5位『追憶』
6位『闇金ウシジマくん』
7位『弥生、三月-君を愛した30年-』
8位『LOU ルー』
9位『予告犯』
10位『弱虫ペダル』

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