ブラッド・ピット「全てが美しい体験」人生初の厄除け体験にウルッと涙

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『ブレット・トレイン』
人生初の厄除け体験に臨んだブラッド・ピット

米俳優のブラッド・ピットが8月22日、主演映画『ブレット・トレイン』のプロモーションで3年ぶり14度目の来日をはたし、都内の高野山東京別院で厄除けを人生初体験した。

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ブラッド・ピット「ちょっと涙目になってしまいました」と感動しきり

ブラッドはこの日、自身の演じる“世界一運の悪い殺し屋”レディバグにちなみ、高野山東京別院で厄除けを初体験。今年、前厄であるブラッド・ピットが災厄を祓い、ここから始まる『ブレット・トレイン』の来日プロモーションが成功するようご祈祷を実施した。

共演したアーロン・テイラー=ジョンソン、デヴィッド・リーチ監督、製作のケリーマコーミックら来日メンバーが見守る中、人生初の厄除けを体験したブラッド。僧侶たちが「護摩木」という特別な薪を用いて火をくべ、揺らめく御護摩の炎に御護摩札をあてることでお不動さまのご利益を頂き、そして、最後はブラッド・ピット自身もお不動さまに手を合わせて、御真言(お経)を唱えてお祈りするという、神性な儀式が執り行われた。

厳かな儀式の後、記者たちの前に登壇し、初めての厄除け体験について語ったブラッドは「とにかく私は今びっくりしています。というのはこのレディバグという、映画の中のキャラクターがものすごく悪運が強くて、ツキが無い男なんで、こういう厄除けやったら楽しんじゃないかなという、軽い気持ちだったんです」と言い、次いで「でも実際に今経験してみますと、とってもお寺も美しいですし、ほんとに全てが美しい体験でした。お坊さんたちもとっても素敵で、ちょっと涙目になってしまいました」と感動しきり。

「日本という国がとても美しい、文化も美しいと思うんですね。ファンの皆さんに心を込めて<ドウモアリガトウ>と申し上げたいです」と日本語を織り交ぜながら、感謝を述べた。

ブラッドの厄除け体験を見守ったアーロン・テイラー=ジョンソンも「圧倒された」「非常に美しかった」と大感激。デヴィッド・リーチ監督と製作のケリー・マコーミックも、声を揃えて「本当に美しいセレモニーだった」語り、『ブレット・トレイン』の物語が始まる場所・東京でのプロモーションの成功を祈った。

『ブレット・トレイン』は、伊坂幸太郎の大ベストセラー小説「マリアビートル」をブラッド主演、『デッドプール2』(18年)のデヴィッド監督がハリウッド映画化したアクション映画。久しぶりに仕事復帰した殺し屋レディバグ(ブラッド)は、ブリーフケースを奪うようマリア(サンドラ・ブロック)から電話越しに指令を受ける。彼のコードネームである<レディバグ>は、幸運を運んでくると言われる「てんとう虫」を意味するが、彼のまわりではいつも無関係な誰かが死んでしまい、運の悪さは伝説級だった。今回は復帰にふさわしい簡単な仕事。レディバグは気合たっぷりに東京発・京都行の超高速列車に乗り込み、早速お目当てのスーツケースを見つけるが、品川駅で降りようとするレディバグに、突如、強い復讐心に燃えたメキシコNo.1の殺し屋ウルフ(バッド・バニー)が襲いかかる。

身に覚えのないレディバグは、なぜ自分が狙われるのかが全く分からない。さらに、腕利きの殺し屋コンビ、タンジェリン(アーロン)やレモン(ブライアン・タイリー・ヘンリー)、乗務員に扮した毒使いの暗殺者ホーネット(ザジー・ビーツ)、「計画通り」と不気味にほほ笑む謎の女子学生プリンス(ジョーイ・キング)、息子を人質に取られた元殺し屋キムラ(アンドリュー・小路)、「運命」を語る剣の達人エルダー(真田広之)など、キャラ濃すぎの殺し屋たちに次々と狙われていく。京都では、世界最大の犯罪組織を率いる冷酷非道なホワイト・デスが待ち受けていた…、というストーリーが展開される。

『ブレット・トレイン』は9月1日より全国公開。

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