逮捕、暴行事件相次ぐエズラ・ミラーだが、映画キャリアは順風満帆？

#エズラ・ミラー #暴行 #起訴 #逮捕 2022.08.13

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12歳少女を精神的に支配した過去も

『ファンタスティック・ビースト』シリーズのクリーデンス役で知られるエズラ・ミラーが、バーモント州スタンフォードで重罪の強盗罪で起訴されたことが明らかになった。

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警察の報告書によると、バーモント州警察は5月1日午後5時55分（現地時間）、同州スタンフォードの住宅から強盗の通報を受けた。家の所有者が不在の間に酒類のボトル数本が持ち去られていたという。監視カメラの映像を調べた結果、警察はミラーが無人の住居に侵入した重罪で起訴するに足る十分な理由があると判断し、8月7日（現地時間）にミラーに対して9月26日（現地時間）にバーモント州高等裁判所の罪状認否に出廷するよう通告した。

ミラーはスタンフォードにある自宅兼牧場に、25歳の女性と彼女の3人の子ども（1歳から5歳まで）を住まわせている。アメリカのポップカルチャー誌「Rolling Stone」の報道によると、そこは無許可の大麻農園を兼ねており、敷地内には複数の銃器が設置されているという。

ミラーは今年になってからハワイで2度逮捕されている。1度目は治安紊乱（びんらん）行為とハラスメントで、次は第2級暴行で逮捕されている。6月には現在18歳のアメリカ先住民族の女性を、彼女が12歳の頃に精神的に支配（グルーミング）して非行に走らせたとして、ノースダコタ州で女性の両親から訴えられた。同月にはマサチューセッツ州でも12歳の子どもとその母親から、ハラスメント防止命令を受けるなど、問題行動が続いている。

ミラーは DCエクステンデッド・ユニバース（DCEU）シリーズでスーパーヒーロー、フラッシュ／バリー・アレンを演じていて、単独主演の『The Flash（原題）』の公開が来年に予定されている。

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エズラ・ミラー

先週、製作会社であるワーナー・ブラザース・ディスカバリーは、同じDCEU作品で、HBO Maxで公開予定だった『Batgirl（原題）』のお蔵入りを発表した。約9000万ドルもの製作費をかけ、撮影を終えてポストプロダクション段階、関係者に不祥事を起こした者もいない同作だが、4月に新しくデヴィッド・ザスラフ氏をCEOに迎えた同社が打ち出した新戦略に則って劇場および配信のどちらでも公開しないという。

一方で、主演俳優の不祥事発覚が続く『The Flash（原題）』は公開に踏み切るようだ。ザスラフ氏は4日（現地時間）に行われたワーナー・ブラザース・ディスカバリー社の収支報告の際、「『The Flash』『Black Adam（原題）』そして『Shazam 2（原題）』を見てきました。とても興奮しています。素晴らしい出来ですが、我々はさらに良い作品にできると考えています」とコメントした。

ミラーは、メアリー・ハロン監督の『Daliland（原題）』で画家のサルバドール・ダリの若き日を演じているが、同作は9月に開催される第47回トロント映画祭のクロージング上映作品に決定した。