虐殺加害者に“現場”を演じてもらった大ヒットドキュメンタリーのオリジナル全長版上映

『アクト・オブ・キリング』
(C) Final Cut for Real Aps, Piraya Film AS and Novaya Zemlya LTD, 2012

大量殺人の現場を、手を下した本人に演じてもらう様子をとらえた異色ドキュメンタリー『アクト・オブ・キリング』。4月12日より公開され、ドキュメンタリーとしては異例の大ヒットを記録したこの映画のオリジナル全長版が公開されることとなった。

『アクト・オブ・キリング』ジョシュア・オッペンハイマー監督インタビュー

公開は8月9日からで、オリジナル版は劇場公開版よりも40分も長く、見応えも十分だ。

また、この公開を記念して同劇場では「『アクト・オブ・キリング オリジナル全長版』公開記念 特集・悪の正体〜人間のダークサイドを見つめるドキュメンタリー」の特集上映も開催。

日本映画史上に残る傑作ドキュメンタリー『ゆきゆきて、神軍』、元日本兵たちが中国で行った残虐行為について語る衝撃作『日本鬼子<リーベンクイズ> 日中15年戦争・元皇軍兵士の告白』が上映される。

「『アクト・オブ・キリング オリジナル全長版』公開記念 特集・悪の正体〜人間のダークサイドを見つめるドキュメンタリー」は8月9日よりシアター・イメージフォーラムにて2週間限定上映。『アクト・オブ・キリング オリジナル全長版』は8月23日以降も引き続き上映される。

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