北村優衣、大学を卒業し官能シーンも臆せず挑戦「これからも表現者として精進していきます」

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ビリーバーズ
(C)山本直樹・小学館/「ビリーバーズ」製作委員会
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人の欲望暴く『ビリーバーズ』追加キャスト発表

山本直樹の漫画「ビリーバーズ」を城定秀夫監督で実写化した『ビリーバーズ』が7月8日より全国公開される。このたび、本ポスターと共に、発表済の磯村勇斗に加えた主要キャストとして北村優衣と宇野祥平の名が発表された。

・磯村勇斗が信仰、エロスといった人間の本能と向き合う不気味なヒューマンサスペンス

主要キャストは、磯村が主人公・オペレーター役、北村がヒロインの副議長役、宇野祥平が孤島のリーダーでもある議長役を担う。

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北村は、映画、テレビドラマ、バラエティなど幅広く活躍する22歳。大学を卒業したばかりだが、ツイッターの「これからも学び続け、より気を引き締めて表現者として精進していきます」との宣言通り、本作品では時に天真爛漫に、時に激しく、官能的なシーンまでを全身全霊で演じきる。

北村は、「人間の本質を描いたこの作品を、この役を、絶対にやりたいと思いました」と意気込みを見せ、本作品について次のようにアピールした。

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「人は弱く脆く欲深い。だから人は人を求めるし、そんな彼らの生き様が時に可笑しく、でも愛おしく、そして切ない。私にとっても挑戦となるこの作品を、城定監督をはじめ共演者とスタッフの方々に助けられながら、全身全霊で挑みました」

もうひとりの宇野は、長らく日本映画に欠かせないバイプレーヤーとして活躍。20年には『罪の声』『本気のしるし』などの演技が特に高く評価された。今回は本作品の狂気を体現する。

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宇野はそのキャリアにもかかわらず「磯村さん、北村さんは随分年下ですが、純粋且つ真摯な姿勢に教えてもらうことが多く、助けられました」とコメント。

また本作品の魅力について、「人を分ける『あっち側』とか『こっち側』とか厄介な言い方がありますが、孤島でただならぬことをしている人たちと同じ側で笑ったり怒ったりして見られるこの映画が僕はとても好きです」とコメントした。

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映像化不可能といわれたヒューマンサスペンス

本作品は、山本直樹の漫画「ビリーバーズ」を原作とする、とある孤島で生活をする2人の男と1人の女の物語。

男の1人は「オペレーター」、女は「副議長」、もう1人の男は「議長」と互いに呼び合い、揃いのTシャツを着ている。「ニコニコ人生センター」という宗教的な団体に所属している3人は、「孤島のプログラム」と呼ばれる無人島での共同生活を送り「安住の地」へと旅立つ日に思いを馳せていた。朝の瞑想、昨晩見た夢の報告、テレパシーの実験、といったメールで送られてくる不可解な指令を実行し、時折届けられる僅かな食料でギリギリの生活を送る──。それらすべてが、性欲や過度な食欲に物欲といった俗世の汚れを浄化し「安住の地」へ出発するための修行なのだ。だが、飢えとの戦い、突如現れた外界からの侵入者、ほんの僅かなほころびは、徐々に互いの本能と欲望を暴き出してゆく……。

『ビリーバーズ』は7月8日より全国で順次公開される。

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