頑張りすぎる吉沢悠に、紺野まひる「最終着地が成功じゃなくても、何度でも挑戦、失敗することが、何かに繋がっている」

#DREAMS COME TRUE #ドリカム #中田博之 #佐戸井けん太 #吉沢悠 #吉田美和 #小島藤子 #岡田惠和 #湯田幸希 #紺野まひる 2022.03.31

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オリジナルドラマ『何度でも』夫婦役に吉沢悠と紺野まひる

DREAMS COME TRUE（ドリカム）の歌詩の世界を独自の解釈でドラマへと昇華させた『何度でも』が、初夏に配信、夏に放送される。このたび、出演キャストが発表された。

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主人公の福浜清一を、ドラマ『青の時代』で俳優デビュー、ドラマや映画や舞台に幅広く活躍する吉沢悠が演じる。

吉沢は、ドリカムの名曲を題材にストーリーが生まれた作品だと聞いて、興奮とプレッシャーを感じたという。

「『何度でも』という曲は、多くの方々が既にイメージを持っているパワフルな存在なだけに、今、自分ができる最大限の真っ直ぐな思いをぶつけて撮影に挑みました。『家族』や『仕事』の悩みを抱えながら、それでも前に進もうとする福浜清一役を演じたのですが、『10000回ダメでも10001回目がくる』という歌詩とドラマのストーリーが『何度でも』の世界観にピッタリの内容になったと思っています！」

そんな頑張りすぎる清一に寄り添い、明るく支える妻・のどかを、宝塚卒業後、女優としてドラマや映画で幅広く活躍、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』出演の紺野まひる。ドリカム吉田美和の歌詩が聞く人を励ましてきたことを想像しつつ、次のように本作品の印象を語った。

「今回は、清一さんが成長していく過程が“何度でも”なんですが、皆さんの色々な過去だったり、これからだったり、何か背中を押してくれるような作品になるのではないかなと感じました。今回、清一さんの『何度でも』成長していく過程と、息子の縁の成長していく過程が描かれているので、そこが失敗して最終着地するところが成功じゃなくても、ずっと何度でも挑戦する、失敗することが、何かに繋がっていると思えるのかなぁと感じました」

そのほか、清一とのどかの息子・縁を、めざまし連続ドラマ『めぐる。』の湯田幸希。清一の妹・綾香を、『ひよっこ』の小島藤子。清一と家族を残して失踪した清一の父・辰雄を、『踊る大捜査線』シリーズなどの名バイプレイヤー・佐戸井けん太が演じる。

主人公はあなた自身なのか、思い浮かべる「あなた」なのか…

本作品は、ドリカムの「何度でも」「マスカラまつげ」「空を読む」「TRUE, BABY TRUE.」の4曲と、このドラマ企画のために書き下ろされた“新曲”の計5曲を元に、『余命10年』の脚本を手掛けた岡田惠和と、中田博之監督で映像化したオリジナルストーリー。

何度でも

大手保険会社に勤める清一（吉沢）は、転勤先の支社でチームリーダーに抜擢され、なかなか成績が伸びない部下の指導にあたるなど、新しい環境に翻弄されつつ多忙な日々を過ごしていた。私生活では6歳になる一人息子の縁の自転車の練習に、妻ののどか（紺野）と共に付き合うが、補助輪がないことを怖がっているのか何度やってもうまくいかない。そんなある日、妹の綾香（小島）から30年前に突然姿を消した父親が見つかったとの連絡が入る……。

失踪した父親との辛い思い出に囚われながらも、家族のために頑張る主人公の清一が、自身の家族や仕事への葛藤にもがきながらも、自分を見つめ直しながら前を向いて歩いていく成長の物語。いつも全てがうまくいくわけではなく、喜びや葛藤は誰しも経験しているはず──。そんな今の時代を精一杯生きる「あなた」や、もしかすると見る者全てがそれぞれに思い浮かべる「あなた」を主人公に投影して見ることのできる作品だ。

『何度でも』は、初夏にスターチャンネルEXで配信、夏にBS10スターチャンネルで放送される。