坂口健太郎、闇を抱えた“腹ペコな野犬”を切なく演じる

#クライムアクション#ヘルドッグス#ヤクザ#原田眞人#坂口健太郎#岡田准一

ヘルドッグス
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坂口健太郎、映画『ヘルドッグス』岡田准一のバディに

映画『ヘルドッグス』に坂口健太郎の出演が判明、公開日は9月16日と決まった。このたび、主演・岡田准一との2ショットビジュアルが公開された。

・岡田准一がダークヒーローに! “鉄拳極道潜入捜査官”役で原田眞人監督と3度目タッグ『ヘルドッグス』22年秋公開

坂口が演じるのは、元警官・兼高昭吾(岡田)が潜入を強いられるヤクザ組織の一員・室岡秀喜。室岡は死刑囚の息子という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも誰も手が付けられない制御不能な存在だ。満腹中枢が壊れており、常に空腹で何かを食べている、どこか野犬のようなキャラクターといえよう。

感情を抑えられないサイコパスな室岡だが、警察のデータ分析によると、兼高との相性がなんと98%。警察は、兼高に室岡に喧嘩を売り、それをきっかけに組織へ潜入するよう指示を出す。2人は最強の“狂犬コンビ”として猛スピードで組織を上り詰め、なくてはならない存在となっていく──。

初見の堺雅人や松坂桃李のような魅力

坂口は、撮影を振り返り、次のように語った(https://youtu.be/TA4WgZkbDGA)。

「室岡という役を考えている時間、乾いた笑顔の裏にある深い闇や寂しさを感じ、その感情を丁寧に、時には刹那的に放出する作業はとても心地の良い瞬間でした。初めての原田組、この刺激的な現場を室岡として、岡田さん演じる兼高と一緒に潜る時間は、とても豊かな時間でした」

そんな坂口の印象を、原田眞人監督は次のように語る。

「とにかく一番最初に本人と会って、色々話してみて、凄くいいなって思いました。ちょうど『クライマーズ・ハイ』で堺雅人と会った時とか、あるいは『日本のいちばん長い日』で松坂桃李と話した時とか、そういう時の、ああいい感じっていう、お互いにクリックするものがありました。室岡は97%サイコパスであっても原石の純真さが3%残っています。その微妙なニュアンスを、健太郎は切なく的確に表現してくれました」

ノンストップ・クライム・エンターテイメント『ヘルドッグス』は、9月16日に公開される。

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