『ゴースト』のパトリック・スウェイジ主演作、30年越しの公開…「現代への問題提起。普遍的な感動がある」

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幻の名作『シティ・オブ・ジョイ』トークイベント決定!

これまで一度も国内DVD化されなかった幻の名作『シティ・オブ・ジョイ』(92年)が、製作30周年&主演のパトリック・スウェイジ生誕70周年を記念し、2月11日より4Kデジタルリマスター上映される。このたび、人気お笑い芸人のこがけんと映画評論家・松崎健夫による公開記念トークイベントが開催されることがわかった。

・『ゴースト』のパトリック・スウェイジ、幻の名作「生きていくのはラクじゃない」「だからこそ素晴らしい」

こがけんは、「人間社会の歪みがむき出しの”歓喜の街”カルカッタで生きる人々を赤裸々に描く本作品は、誰にも奪うことのできない魂の尊厳と、人間の根源的強さをもう一度信じさせてくれる。泥まみれの歓喜を讃えた傑作だ」と賞賛。

一方の松崎は、「ここで描かれている社会構造は、映画が製作された30年前ではなく、まるで現代の問題のよう。それゆえ、絶望の淵にいたとしても私利私欲に惑わされず、高潔な道を選ぶ人々の姿に、今なお変わらない普遍的な感動がある」と、この時代を超えた名作が今上映される意義についてコメントした。

失意の青年が尊厳を取り戻していく感動作

本作品は、『ゴースト/ニューヨークの幻』で人気絶頂のパトリックが、『キリング・フィールド』のローランド・ジョフィ監督の脚本に惚れ込み、ノーギャラでの出演を熱望した入魂作。92年の初公開以来日本では再上映はおろか、これまで一度もDVD化されず、幻の名作と言われた。

パトリック演じるアメリカ人青年医師マックスは、ひとりの少女の命を救えなかったことから自分の無力さに打ちひしがれ、救いを求めてインドのカルカッタへやって来た。貧困から逃れるために田舎から出て来た車引きのハザリ一家と、”歓喜の街”(シティ・オブ・ジョイ)と呼ばれるスラム街で出会う。街で診療所を運営する白人女性ジョアンに頼まれ、しぶしぶ診療の手伝いを始めたマックスだったが、街の支配者ガタクとその息子アショカに搾取されながらも懸命に生きようとするハザリら街の人々を見て、医者として、また人間としての意義と尊厳を取り戻していく──。

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『シティ・オブ・ジョイ』は、2月11日より全国で順次公開される。

[公開記念トークイベント概要]
●日時:2月13 18:15上映回の上映前(約30分予定)
●場所:ヒューマントラストシネマ渋谷 シアター1
●登壇者(予定):こがけん(お笑い芸人)、松崎健夫(映画評論家)
●料金:1,400円 ※各種割引適用可
●チケット販売:オンライン=1月28日18:00〜、窓口販売=1月29日劇場オープン時〜 ※窓口販売は、オンライン販売で残席があった場合のみ販売
●イベント詳細:https://ttcg.jp/human_shibuya/topics/2022/01271800_17285.html

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