死んだ高校生に憑依した魂が、死の真相を探る･･･重要キャスト発表

#Amazon Prime Video #HOMESTAY #mio-sotido #佐々木蔵之介 #大浦光太 #望月歩 #森絵都 #渋川清彦 #渡辺大知 #濱田岳 #眞島秀和 #石田ひかり #篠井英介 #菅野友恵 #阿川佐和子 2021.12.23

何かを隠しているような･･･魂が死の真相を探る

森絵都の名作小説「カラフル」を実写映像化した映画『HOMESTAY（ホームステイ）』が2022年2月11日よりAmazon Prime Videoで配信を開始する。このたび、重要なカギを握るキャラクターたちを演じた豪華キャスト陣が追加情報として公開された。

・なにわ男子・長尾謙杜が映画初主演！「不安や緊張と楽しみが混ざって…」

このたび公開されたのは、佐々木蔵之介（死んでしまった高校生の真の父・小林治役）、石田ひかり（真の母・小林早苗役）、望月歩（真の兄・小林満役）、濱田岳（管理人を名乗る謎の人物役）、魂・シロの行く先々に都度、姿を変えて現れる管理人の姿を演じる眞島秀和、渋川清彦、阿川佐和子、篠井英介、渡辺大知の9名だ。

佐々木演じる治は、大手総合商社に勤める本部長。仕事で留守がちな治は、家族と向き合う時間がなかなかとれない上に、真面目で口数の少ない性格が災いして、真や家族との間に深い溝がある。

石田演じる早苗は、カフェレストランでパートをしながら家族を支える献身的な母。死の淵を彷徨った真の体調を気にかけながらも忙しい毎日を送り、非協力的な夫・治に不満を募らせる。

望月演じる満は、法曹界を目指し勉強に勤しむ大学生。病院から退院してきたばかりの真に、何故かよそよそしく素っ気ない態度をとる。

そんな、真を気に掛けているように見えながら、何かを隠しているように思える小林家の面々。シロは真と家族との関係を通じて、死の真相の糸口を探る。

濱田演じる管理人は、魂となったシロが初めて出会う人物で、物語のきっかけを作る重要人物。他人の死の理由を100日以内に答えられなかったら消滅という究極のクイズを、あっけらかんと陽気に伝える管理人は、その後様々な姿で現れてはシロを導いていく。

三木孝浩がクリエイティブプロデューサーに

今回はキャストの発表に加え、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』（16年）など多くの作品を手掛ける青春映画ヒットメーカー監督である三木孝浩がクリエイティブプロデューサーとしてプロデュースに関わることが発表された。

脚本は『浅田家！』（20年）『陽だまりの彼女』（13年）の菅野友恵と『FOLLOWERS』（20年）『サイレント・ヴォイス』（20年）の大浦光太が担当。

音楽は、『きみの瞳が問いかけている』（20年）や『陽だまりの彼女』（13年）のmio-sotidoが担当する。

石田ひかり「Amazonオリジナル映画だと聞いてとてもワクワク」

佐々木は、次のようにコメントした。

「思春期の学生の、夢を追いながらも揺れる思い。社会に揉まれ現実と格闘する大人の思い。それぞれに分かるよなぁ……なんて考えながらシナリオを読みました。元気で朗らかな（主演のなにわ男子）長尾謙杜くんは、現場をいつも明るく愉快に、作品を飛びきりカラフルにしてくれました。あらゆる国の、あらゆる世代の方々に見ていただきたい作品です」

石田は、Amazonオリジナル映画だと聞いてとてもワクワクしたといい、「クランクイン当初はまだあどけなさが残っていた謙杜くんの眼の輝きや顔つきが変わっていくのを目の当たりにできたことは、わたしにとっても幸せなことでした。いよいよこの作品を世界中の方々に見ていただける日が来ることを、とても嬉しく思っています」と語る。

望月は、「兄」というキャラクターをあまり演じたことがなかったと明かす。「長尾さん演じるシロがとても魅力的で、兄役としてとても楽しめました。そんなシロがどんな旅をするのか、なんのために旅をするのかが見どころだと思います。たくさんの方に届きますように」とコメントした。

濱田は、自らが演じた管理人という役について、「この物語のキーパーソンになる役柄で、僕にとってはチャレンジングな役でした」と明かす。そして、「誰もが楽しめて、同時にいろいろと考えさせられる作品だと思います」とアピールしていた。