125台のカメラで捉えた嵐ライヴ映画がダントツ1位!/11月興収レポート

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嵐
『ARASHIAnniversaryTour5×20FILM“RecordofMemories”』
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2位は『エターナルズ』『劇場版 何食べ』の2作品!

11月公開作の1位は『ARASHIAnniversaryTour5×20FILM“RecordofMemories”』。20周年ツアーの最中の19年12月23日、「シューティングライブ」という名目で東京ドームに5万2000人の観客を集めた模様を125台のカメラで撮影した(予告編 https://bit.ly/3I8EG5A)。

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監督は、嵐初主演の映画『ピカ☆ンチ LIFE IS HARD だけど HAPPY』を手がけた堤幸彦。11月3日から全国7館のドルビーシネマで先行上映され、26日から全国200館で上映。26日には櫻井翔と堤幸彦監督が北海道・旭川と、沖縄・那覇の映画館での舞台挨拶に登壇し、PRに務めた。通常のライヴとは異なる撮影を意識したパフォーマンスや様々なアングルからとらえたメンバーたちの姿がファンの心をつかんだようだ。

2位は『エターナルズ』。『ブラック・ウィドウ』『シャン・チー/テン・リングスの伝説』に続く今年3本目のマーベル映画だ。太古から人類を見守ってきた「エターナルズ」と呼ばれる者たちの活躍を、『ノマドランド』のクロエ・ジャオ監督が描く。11月28日時点の興収は11.1億円。ディズニー配給作品としてはコロナ禍以降初めて10億円を超えた。アンジェリーナ・ジョリーやマ・ドンソクらが扮した新ヒーローに観客の期待が高かったようだ。

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同じく2位となったのが、『劇場版 きのう何食べた?』。人気コミックを原作に、西島秀俊と内野聖陽が同性カップルを演じて話題となったドラマの劇場版。主演の2人、山本耕史、磯村勇斗らドラマのメンバーに加え、SixTONESの松村北斗が出演。監督はドラマ版も手掛けた中江和仁。

なお、10月29日~30日にかけて公開された『そして、バトンは渡された』『劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア』『老後の資金がありません!』の3本がヒットの目安である興収10億円を超えている。11月興行は、ヒット作品のジャンルが多岐にわたっているのが特徴といえそうだ。(文:相良智弘/フリーライター)

[2021年11月公開作ランキング]

1位『ARASHIAnniversaryTour5×20FILM“RecordofMemories”』17.9億円
2位『エターナルズ』11.1億円
2位『劇場版 きのう何食べた?』11.1億円
(11月28日時点。ムビコレ調べ)

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