キャストは“耳の聞こえない俳優たち”!サンダンス映画祭で史上最多の4冠に輝いた感動作とは!?

#エミリア・ジョーンズ#コーダ あいのうた#サンダンス映画祭#マーリー・マトリン#映画#音楽

『コーダ あいのうた』
(C)2020 VENDOME PICTURES LLC, PATHE FILMS

サンダンス映画祭で史上最多の4冠に輝いた話題作『コーダ あいのうた』が2022年1月下旬より公開される。今回、あふれ出す愛情を切り取ったシーン写真6点が解禁となった。

・映画『コーダ あいのうた』解禁されたシーン写真、他5点はこちら!

映画祭史上最⾼額である“約26億円”で落札されたことも話題に

2015年に⽇本でも公開されたフランス映画『エール!』(14年)のハリウッド版リメイクである本作。豊かな⾃然に恵まれた海の町で暮らす⾼校⽣のルビーは、両親と兄の4⼈家族の中で⼀⼈だけ⽿が聞こえる。陽気で優しい家族のために、ルビーは幼い頃から通訳となり、家業の漁業も毎⽇⽋かさず⼿伝っていた。

新学期、秘かに憧れるクラスメイトのマイルズと同じ合唱クラブを選択するルビー。すると、顧問の先⽣がルビーの歌の才能に気づき、都会の名⾨⾳楽⼤学の受験を強く勧める。だが、ルビーの歌声が聞こえない両親は娘の才能を信じられず、家業の⽅が⼤事だと⼤反対。悩んだルビーは夢よりも家族の助けを続けることを選ぶと決めるが、思いがけない⽅法で娘の才能に気づいた⽗は、意外な決意をし…。

今回公開されたシーン写真は、本作のポスターにも採⽤され、家族にとって⼤事な場所である海辺の前で撮影した記念写真のような⾵景や、エミリーが愛する⼈たちに向かって舞台で歌い上げる様⼦、指をクロスすることで「愛してる!」という⼿話メッセージを伝える姿のほか、彼⼥の旅⽴ちを全⾝で祝福する家族、合唱部の仲間と舞台に⽴ち、放課後、憧れのクラスメイトと⼀緒に歌の練習に励む姿など、いずれもルビーと彼⼥の周囲を取り巻く愛情あふれる⾵景を切り取ったものだ。家族同士のハグや、仲間と歌うシーンがどれもまぶしく、美しい。

主人公のルビーには、大ヒットTVシリーズ『ロック&キー』(20年)で“NEXTエマ・ワトソンと話題をさらい人気沸騰中のエミリア・ジョーンズ。特訓をうけた歌と手話でどこまでも自然にルビーを演じ、見る者を魅了する。共演は『シング・ストリート』(16年)で見る者の胸を共感で震わせたフェルディア・ウォルシュ=ピーロ。そしてルビーの家族を、『愛は静けさの中に』(87年)のオスカー女優マーリー・マトリンを始め、実際に耳の聞こえない俳優たちが演じる。

そんな本作は、今年開催されたサンダンス映画祭で、アカデミー賞へつながると呼び声の⾼い観客賞を始め史上最多の4冠に輝き、配給権の争奪戦が勃発。映画祭史上最⾼額である約26億円で落札されたことも⼤きなニュースになった。

新しい年にぴったりの、希望の持てる話題作に期待したい。

『コーダ あいのうた』は2022年1月下旬より公開予定。

INTERVIEW