猫ちゃんを救出せよ! 破天荒な格闘家に扮した武田梨奈が大暴れ『吾輩は猫である!』12月公開

#武田梨奈#津田寛治#笠木望#芋生悠#黒田百音#吾輩は猫である!#映画#柴原孝典

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(C)2021 「吾輩は猫である!」製作委員会
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アクション女優の武田梨奈、新人女優・黒田百音、注目の若手女優・芋生悠、そして実力派の津田寛治が共演する新作映画『吾輩は猫である!』が12月より劇場公開されることが決定。あわせてポスタービジュアルや公式HPなどが解禁された。

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津田寛治「若かったなあ俺。…まだ55ぐらいだったかなあ」走り回った撮影を回顧

本作は、コロナ禍、窮地に陥った4人の男女が、借金のカタにとられた1匹の白猫をめぐる事件に巻き込まれてゆくノワール・ストーリー。『いざなぎ暮れた。』(19年)で国際映画祭22冠を受賞した笠木望が、夏目漱石著「吾輩は猫である」から着想を得て脚本を書いた。日本の近況を背景に、一癖ある主人公たちの葛藤が、スリルを交えて軽快に描かれる。

今回は、予告編にあたるマルチアングルPOV版が2021年3月にauスマートパスプレミアムで先行配信されたのに続き、12月よりついに劇場版の上映となる。

主人公の1人、対戦相手を半殺しにして留置場に入れられた女格闘家・美那(みな)を演じる武田は、空手黒帯の腕前からデビュー後、映画『ハイキック・ガール!』(09年)の主演に抜擢。主演映画『いざなぎ暮れた。』ではインド・ムンバイのシネマ・オブ・ザ・ワールドとハリウッド・ヴァージン・フィルム・アワードで主演女優賞を受賞するなど、日本のみならず海外でも評価を得る。

新人の黒田は、オリンピックで金メダルを取ったことで盛り上がるスケボーを得意とし、その特技を生かして少女スズ役を体当たりで演じる。美那のバディのアンナ役を演じる芋生は、映画初主演作『ソワレ』(20年)にて村上虹郎との共演で強い印象を残すなど活躍著しい。

『山中静夫氏の尊厳死』(20年)で第30回日本映画批評家大賞主演男優賞を受賞したことも記憶に新しい津田が、窮地に陥った中年男性・行方(ナメカタ)役を演じる。

そして本作のアクション総指揮を務めるのは、唐沢寿明主演『イン・ザ・ヒーロー』(14年)でアクション監督を務め、第24回東京スポーツ映画大賞助演男優賞を受賞した柴原孝典。リアルな殺陣を主軸にした、CGを使用しない骨太アクションを作り上げた。

出演にあたって武田は「この作品で、私演じる美那の見える風景、人物などは私自身が撮影させていただきました。今回セリフを喋らない役だったので、お芝居をするだけでなく彼女視点の世界をよりリアルに表現するため、見せ方や動き方も意識しながら挑戦させていただきました」とコメント。

一方、津田は「1匹の猫をめぐってたくさんの登場人物たちが疾走する物語。笠木監督の描く素敵なキャラクターを、一癖も二癖もある俳優たちが演じています。息も凍るような冬の御殿場で、体当たりのアクションをし、無心になるまで走り切った日々。若かったなあ俺。…まだ55ぐらいだったかなあ」と述懐している。

『吾輩は猫である!』は12月3日より全国公開。

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