『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレック扮する最凶の敵の正体に迫る『007ノータイムトゥダイ』特別映像

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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
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全人類への復讐が目的!? 能面、灯籠、和装…日本をルーツに持つサフィンの正体とは?

前作『007 スペクター』から実に6年ぶりでダニエル・クレイグ主演としては最後となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が10月1日に公開される。このたび、シリーズ最凶の敵と目されるラミ・マレック演じるサフィンの正体に迫る特別映像が公開された。

・“ダニエルボンド”全5作品を3分半で復習・予習しよう!『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』特別映像公開

公開された映像は、サフィンの顔の火傷のような跡だけでなく表情をも隠す能面のアップでスタート。

やがて手に汗を握る激しいカーチェイスの末に宙を舞う車が映し出される。劇伴が煽る中、銃を構えるサフィンと、それに対して険しい表情で目を向けるジェームズ・ボンドが対峙するシーンへと展開する。

続いて、レア・セドゥ扮するボンドの恋人・マドレーヌが登場。涙ながらに、サフィンの目的を「復讐」だとボンドに告げる。

『ボヘミアン・ラプソディ』 (18年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞したマレックは、自身が演じるサフィンについて、「自分が英雄だと信じる謎めいた存在にしたかった」と語る。その言葉通り、無表情で冷酷な殺し屋が抱える心の闇が、この特別映像でも徐々に明らかにされる。

さらに映像は、サフィンとマドレーヌの対話シーンへ。

「君の最愛の人を殺す」

「愛した人は全員失ったわ」

まるで旧知の仲のようなサフィンとマドレーヌの関係に謎は深まる。

またこの映像で注目すべきは、冒頭の能面を含め、燈籠のある日本風の庭園や和装をイメージさせる衣装など、日本を感じさせるアイテムが随所に散りばめられていること。これがサフィンのルーツとも関係していることを匂わせる。

監督のキャリー・ジョージ・フクナガは、「サフィンが何を望み、何をしようとしているのか。それが、ボンドと人類にとって最凶の悪として立ちはだかる」と語り、マレックもまた「サフィンは手強い相手だ。ボンドはそれに対峙しなければならない」とボンドの苦戦を示唆する。

「人類を淘汰すれば世界はより良い場所になる」という危険で壮大な信念を持つサフィンの復讐に、ボンドはいかに対抗するのか?

そして、ボンドと恋人のマドレーヌの関係にも異変が……マドレーヌがボンドに対し、「あなたがわからないなんて……」とつぶやくシーンもあり、2人の行方にも注目だ。

特別映像のクライマックスは、『007』シリーズ初の女性黒人ラシャーナ・リンチがつぶやく「何百万人もの命を奪う」という絶体絶命のピンチに、ボンドが「今やらなければ、手遅れになるぞ」と必死で応戦するシーンの連続となる。

そして、「お前は用無しだ」と吐き捨てるサフィンに、「お前のような奴がいる限りそうはならない」とボンドが答えて映像は終わる(https://youtu.be/tCMtsr6rL88)。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ

ダニエル版ボンドの集大成

本作品は、00(ダブルオー)エージェントを退き、ジャマイカで静かに暮らしていたボンドが、CIAの旧友フィリックスの求めに応じて誘拐された科学者を救出する物語。シリーズ21作目『007/カジノ・ロワイヤル』(06年)から最新作に至る5作においてジェームズ・ボンドを演じたダニエルにとって最後の『007』作品となる。

最凶の悪役に、『ボヘミアン・ラプソディ』(18年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞したラミ・マレックを抜擢。さらに、レア・セドゥラシャーナ・リンチ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリスジェフリー・ライトレイフ・ファインズらが出演する。

監督は、『ビースト・オブ・ノー・ネーション』(15年)、TVシリーズ『トゥルー・ディテクティブ』のキャリー・ジョージ・フクナガ。

主題歌は、ビリー・アイリッシュ『ノー・タイム・トゥ・ダイ』で、グラミー賞最優秀映像作品楽曲賞を受賞した。

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は10月1日に全国公開される。

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