苦境の日本映画界を『キネマの神様』が応援! 笑福亭鶴瓶が幼少期の映画館の思い出を語る!

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応援キャンペーンに賛同した笑福亭鶴瓶より愛あふれるコメント映像が到着

松竹映画100周年記念作品で山田洋次監督最新作の『キネマの神様』が2021年8月6日より公開される。挫折を味わいながらも“映画の神様”を信じた男に訪れた奇跡を描いた作品であることから、松竹では日本の映画界を応援する“半券キャンペーン”の実施を決定。賛同した笑福亭鶴瓶より、映画館へ抱く特別な想いを語るコメント映像が届いた!

・菅田将暉、永野芽郁、野田洋次郎、宮本信子、寺島しのぶ、山田洋次監督/映画『キネマの神様』完成報告会見

多くの映画が公開延期・配信切り替えとなり、映画館は時短営業、休業、閉館を余儀なくされるなど、新型コロナウイルスに苦しめられている今の日本映画界。『キネマの神様』も主演の志村けんの逝去、撮影の中断や2度の公開延期など数々の困難に直面したが、みんなで力をあわせて困難を乗り越え、遂に完成した。

いま改めて「“映画館で映画を公開できること”のありがたさを感じている」と語る松竹。「本作 『キネマの神様』はタイトルと題材のとおり、映画界全体を盛り上げることが使命であると考えております」と想いを明かし、日本国内で上映中のすべての劇場公開作品を対象に、期間中に映画館で映画を鑑賞した方 1,000名に『キネマの神様』のムビチケをプレゼントする異例のキャンペーンを立ち上げた。

本キャンペーンの始動にあたり、山田監督作品にも出演歴があり、自身のドキュメンタリー映画『バケモン』を無償で映画館に提供してその興行収入をすべて映画館に提供するという新しい“映画館へのエール”の形態を発表した笑福亭鶴瓶より、コメント映像が到着。映画館の思い出として、幼少の頃に父親に肩車をしてもらいながら見たことやハプニングを披露。さらに、映画館で見ると、「集中するから、自然といい台詞が耳の中に残る。ああ、いい台詞やなあって」と映画館ならでの醍醐味も明かしている。「いかに映画がいいのか、ということを、いっぺん訪ねて、見て、経験していただいて、怖い所じゃないっていうのがわかりますからね。(自分も)寄席に出てるし、同じようにひとが集まるところを盛り上げたい気持ちもあります。是非映画館にきていただきたい」と熱い想いを語っている。

何度だって奇跡を起こそう、この物語を届けるために

ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田研二)は妻の淑子(宮本信子)と娘の歩(寺島しのぶ)にも見放されたダメ親父。そんな彼にも、たった一つだけ愛してやまないものがあった。それは「映画」———。

行きつけの名画座の館主・テラシン(小林稔侍)とゴウは、かつて撮影所で働く仲間だった。若き日のゴウ(菅田将暉)は助監督として、映写技師のテラシン(野田洋次郎)をはじめ、時代を代表する名監督やスター女優の園子(北川景子)、また撮影所近くの食堂の娘・淑子(永野芽郁)に囲まれながら夢を追い求め、青春を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品『キネマの神様』の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。あれから約50年。あの日の『キネマの神様』の脚本が出てきたことで、ゴウの中で止まっていた夢が再び動き始める。これは、”映画の神様”を信じ続けた男の人生とともに紡がれる愛と友情、そして家族の物語だ。

幾多の困難を乗り越えて完成した本作から溢れ出る映画愛を、ぜひ劇場で感じてほしい。

『キネマの神様』は2021年8月6日より公開。

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