奇想天外でありえない設定に抱腹絶倒！みんな、こんな映画が見たかった!!

#B級映画 #アフリカン・カンフー・ナチス #カンフー映画 #セバスチャン・スタイン #ニンジャマン 2021.05.28

歴史上の巨悪、ヒトラーと東條英機が生きていた?!

第二次大戦後、実は生き延びていたヒトラーと東條英機が連合軍の手をかいくぐり、逃げ延びた先のガーナで現地の人々を制圧、世界征服のための最強武闘会を開催するという突拍子もないストーリーが大笑いを誘う『アフリカン・カンフー・ナチス』が6月12日に公開。この度、予告映像が公開された。

・映画『アフリカン・カンフー・ナチス』予告編

日本在住のドイツ人監督セバスチャン・スタインは、溢れる情熱と発想だけを手にアフリカへ行き、ガーナのジョージ・ルーカスとして知られる伝説的監督「ニンジャマン」とタッグを組んで、この奇想天外な物語の映画化を実現した。日本でのプレミア上映会や限定配信されたAmazonで公開されるや高評価が相次ぎ、ついに劇場公開が決定した。

残虐非道なヒトラーを演じるのは、監督であるセバスチャン・スタイン本人。監督の友人であり普段は相模原で便利屋を営む一般人の秋元義人も「なんでもやる便利屋だから」とガーナまで渡ってカラテの達人＝東條英機を熱演している。そして、主人公アデーを演じるクワク・アドゥやサミュエル・アサンテら、ガーナ人の卓越した身体能力が生み出すド迫力のカンフーアクションは超本格的で、カンフー映画ファンならずとも魅了されてしまうはず。

公開になった予告映像は、身体能力抜群のガーナ人俳優による驚異的なアクションシーンがメイン。主人公アデーが通う「影蛇拳」の道場では近日行われる大会のために、日夜厳しいトレーニングが行われていた。そんな最中、再び世界征服を企むヒトラーとその軍団「ガーナアーリア人」たちが、道場破りに乗り込んで来る。道場の精鋭たちは、己の誇りと命を掛けてカンフーで独裁者達に立ち向かうが……。

悪しき植民地主義者を叩きのめすブルース・リー主演の『ドラゴン怒りの鉄拳』を思わせる設定、さらにジャッキー・チェンの『酔拳』へのオマージュなど、カンフー映画スピリットがちりばめられながらも、日本語字幕が関西弁仕様になっているなど、随所に遊び心も見られる映像になっている。

奇想天外なストーリー展開と魅力的なキャラクターたち。この閉塞する世の中を、笑い飛ばすような勢いとテンションを詰め込んだ愛と勇気と希望の物語を描く本作。見終わったらすっきり、気分爽快になりそうな作品だ。

『アフリカン・カンフー・ナチス』は、2021年6月12日に公開される。