映画『ある人質 生還までの398日』本編映像

#ある人質#実話#生還までの398日

身代金70万ドル!知られざる人質交渉の裏側

多額の身代金、デンマーク政府の非情な通告…知られざる人質交渉の裏側を描いた本編映像解禁!398日間にわたってシリアで過激派組織IS(イスラム国)の人質となり、奇跡的に生還を果たしたデンマーク人写真家ダニエル・リューの過酷な体験『ある人質 生還までの398日』。

ジャーナリストのプク・ダムスゴーが書き上げた「ISの人質13カ月の拘束、そして生還」(光文社新書刊)を原作に、398日間にわたってシリアで過激派組織IS(イスラム国)の人質となり、奇跡的に生還を果たしたデンマーク人写真家ダニエル・リューの過酷な体験と、決して諦めなかった家族の奔走をスリリングかつ感動的に描き出した本作。

さらにISの真実を人質の視点で初めて内側から本格的に描いた映画としても注目され、デンマーク・アカデミー賞(ロバート賞)ではダニエルを演じたエスベン・スメドが主演男優賞を受賞したほか、助演女優賞、観客賞、脚色賞を受賞し話題となった。監督は大ヒット作『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』で世界的に知られるデンマーク出身のニールス・アルデン・オプレヴ。共同監督は『幸せになるためのイタリア語講座』の俳優で本作にも人質救出の専門家という重要な役で出演しているアナス・W・ベアテルセン。

今回解禁となる本編シーンは、IS(イスラム国)に拘束された息子ダニエルを救出しようと、人質救出の専門家アートゥアに依頼した家族がその現実に苦悩する場面。

誘拐犯から要求された身代金はなんと70万ドル(日本円で7千万以上)!家を担保にするなどしても要求額の3分の1しか用意できなかった父は、デンマーク政府外務省担当者や専門家アートゥアを前に「用意できる額はすべてあわせて約25万ドル」であることを告げる…。

家族、人質救出の専門家、そしてデンマーク政府関係者。それぞれの立場と考え方が交錯し、人質交渉の知られざる裏側に圧倒される。ダニエルを諦めたくない家族の苦悩も垣間見られ、もし自分がその立場だったら、と思わざるをえないシーンとなっている。

主人公ダニエルと同じデンマーク出身のニールス・アルデン・オプレヴ監督は「ダニエルの物語が、私たちの国及び政治家の、アメリカに対する忠誠心を浮き彫りにしていること」をこの物語が重大な意味を持つ根拠にあげている。「いうまでもなく、テロリストとの交渉に反対の意を示すという独断的な考えは、他に選択肢のない家族を助けることにはならず、ひとりひとりに大きな影響を及ぼす」と指摘。

『ある人質 生還までの398日』は2021年2月19日公開

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