映画『ある人質 生還までの398日』本編映像

#ある人質#実話#生還までの398日

取材中に突然の拘束!恐怖の人質生活が始まる…

主人公ダニエルがシリアで市井の人々を取材中に突然謎の男たちに拘束されてしまう緊迫の本編映像が解禁!ジャーナリストのプク・ダムスゴーの「ISの人質 13カ月の拘束、そして生還」を原作にISの真実を人質の視点で初めて内側から本格的に描いた『ある人質 生還までの398日』。

ジャーナリストのプク・ダムスゴーが書き上げた「ISの人質13カ月の拘束、そして生還」(光文社新書刊)を原作に、398日間にわたってシリアで過激派組織IS(イスラム国)の人質となり、奇跡的に生還を果たしたデンマーク人写真家ダニエル・リューの過酷な体験と、決して諦めなかった家族の奔走をスリリングかつ感動的に描き出した本作。

さらにISの真実を人質の視点で初めて内側から本格的に描いた映画としても注目され、デンマーク・アカデミー賞(ロバート賞)ではダニエルを演じたエスベン・スメドが主演男優賞を受賞したほか、助演女優賞、観客賞、脚色賞を受賞し話題となった。監督は大ヒット作『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』で世界的に知られるデンマーク出身のニールス・アルデン・オプレヴ。共同監督は『幸せになるためのイタリア語講座』の俳優で本作にも人質救出の専門家という重要な役で出演しているアナス・W・ベアテルセン。

この度、戦争の中の日常を撮りたいと意気揚々とシリアに渡り、市民の生活する様子を撮影していた若き写真家ダニエルが突然現れた男たちに不当に拘束されてしまう、まさに恐怖の人質生活の始まりを予感させる緊迫の本編シーン映像が解禁となった。

トルコとの国境付近の街にある理髪店の前で、その様子を熱心に撮影するダニエルの姿から始まる―。内戦中の街は瓦礫だらけで閑散としているが、そこに生きる人々にカメラを向けるダニエルの顔は優しく、応じる子供たちも笑顔になる。しかし、そこへ突然車がやってきて雰囲気が一転!車から降りてきた男たちは取材に同行した警備の兵士を蹴散らし「勝手なマネはするな」と怒鳴りまくる。ダニエルのガイドが用意した取材許可証も役に立たず「誰が許可した?ここのボスは俺たちだ」とダニエルたちを拘束し、無理やり車へと押し込んでしまう…。

ニールス・アルデン・オプレヴ監督は「撮影方法は『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』に似ている」といい「映像デザインには最大限のリアリズムと信憑性が欠かせない」と語る。さらに撮影前ダニエル・リュー本人から何度も話を聞くなど徹底的な役作りで臨んだ主演のエスベン・スメドが、ダニエルの戸惑いを目線一つで感じさせ、ダニエルにとっての地獄の人質生活がまさに始まる瞬間を観客が目撃者のごとく体感する場面だ。

『ある人質 生還までの398日』は2021年2月19日公開

INTERVIEW