林業不況。それでも山の命を生かす人々の生き様に迫る『木樵』予告編

#木樵#ドキュメンタリー#山

(C)2021「木樵」製作委員会

林業の今に迫るドキュメンタリー映画『木樵』より、予告編が解禁された。映像内では木とともに生きる人々の生活。風景が活写されている。

・現代の木こりの稼ぎは30年前から激減…それでも山と生きる様に密着『木樵』ポスター解禁

近藤正臣が本編ナレーションを担当

木樵の稼ぎは木を伐採した量で決まるが、30年前から比べると4分の1程度にしかならない。本作は、そんな現代の木樵である林業に焦点をあてたドキュメンタリー。岐阜県下呂市の木樵の父の背中を見て育った本作の監督である宮崎政記が、一旦は林業不況の中、父の跡を継ぐことを断念し30年後、再び山と生きる木樵たちと再会し彼らの生き様を映像に残すべく密着する。

公開された予告編では、移ろう四季の中で、美しくも厳しい山々を護る木樵たちの姿が映し出される。本作品のために音楽クリエーターの日景健貴が書き下ろした「久遠」の壮大な旋律が見る者を山へいざなう。

近藤正臣が本編ナレーションを務める。ポスタービジュアルが解禁された際には「木樵の日常、山の中で生きている人の姿を通して、私たちがこれまで見逃してきた『豊かさ』を再確認してくれる、人間的あたたかさを感じる映画」と評し、「これからは、地球温暖化防止にもつながる持続可能な林業へ、日本の木材を最大限有効活用していく活動につながってほしいと願います。当初、『木樵』の字が読めなくて?何だろう?と、思いました。『木こり』は、『杣人(そまびと)』とも言われるようですが、わかりやすくタイトルを『与作』にしちゃったら?(笑)」と語っていた。

『木樵』は10月1日よりCINEX、名演小劇場にて先行公開。10月14日より全国順次公開。

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