クローズアップ、特殊効果、カラー映画…全ての原点は彼女から始まった!

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ジョディ・フォスター、スコセッシ監督も絶賛!

パメラ・B・グリーン監督作品映画『映画はアリスから始まった』の7月22日からの劇場公開を記念して、アリス・ギイの、1898年から1907年までの短編13作品を限定上映することが決定。この度、予告編が解禁になった。

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世界初の物語映画の監督となったアリス・ギイをめぐるドキュメンタリー映画である本作は、アリス・ギイに興味を持った観客が、彼女自身が100年以上前に監督した作品を見ることができる。

ナレーションをつとめたジョディ・フォスターは、「私たち映画人の誰もが、初めて物語映画を作ったアリス・ギイを知らなかった。泣きも叫びもせず1000もの映画を作り上げた、非常によくできた女性、アリス・ギイ。彼女は完全に忘れ去られ、歴史から消されていたのだ」と絶賛。

そして、数々の名作を生みだした映画監督のマーティン・スコセッシも「アリス・ギイは優れた感性と詩的な目を持つ監督である」と褒めたたえている。

1895年3月、リュミエール兄弟が初めて映画を上映した場所に、彼女はいた。その時、アリス・ギイは映画の“物語る力”に可能性を見出していた。

「記録するだけの映像は退屈。映画で物語をつくったらどうかしら?」

クローズアップ、特殊効果、カラー映画、音の同期…現在の標準的な映画製作技法を次々と生み出し、『キャベツ畑の妖精』『キリストの誕生』など1,000作品以上を手掛けた監督・製作・脚本家、アリス・ギイは、リュミエール兄弟やジョルジュ・メリエスと並ぶ映画のパイオニアであり、ハリウッドの映画製作システムの原型を作り上げた世界初の女性映画監督。なぜ映画史から忘れ去られていたのか? 

本作のナレーションを担当するのはアカデミー賞最優秀主演女優賞を2度受賞しているジョディー・フォスター。ベン・キングズレーや、アニエス・ヴァルダ、マーティン・スコセッシら映画界の早々たる面々や、アリス自身と彼女の親族らへの膨大なインタビューと緻密なリサーチ、アリス作品のフッテージの数々によってアリス・ギイの功績とその生涯を明らかにする。

映画『映画はアリスから始まった』は、7月22日から公開。