4年半一緒に暮らした里子との突然の別れ…葛藤する家族描く作品、元となったのは監督の“実体験”

#1640日の家族#ファビアン・ゴルジュアール

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フランスを涙で包んだ実話に基づく感動作『1640日の家族』が729日より全国公開される。今回、本予告が公開された。

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「私は映画監督になったら最初にあの経験を映画にすると決めていました」

生後18ヵ月のシモンを受け入れた里親のアンナと夫のドリス。2人の息子とは兄弟のように育ち、幸せな4年半が過ぎようとしていた。ところが、実父のエディからシモンを手元で育てたいと申し出が…。突然訪れた家族でいられるタイムリミットに、彼らが選んだ未来とは——。

本作の基となっているのはファビアン・ゴルジュアール監督の少年時代の体験である。まさに映画の物語と同様に、生後18ヵ月の里子を両親が迎え入れ、6歳まで一緒に暮らしたという。監督はその時のことを振り返り、次のように語る。

「里子との出会いと別れは、私たち家族全員に影響を与えました。初めて里親となった私の母がソーシャルワーカーから受けた唯一のアドバイスは、『この子を愛しなさい、でも愛し過ぎないように』という言葉だったそうです。でも、母は特殊な仕事における感情の密接な関わりを測りかねていたようでした。悲しみと向き合う人なら誰でもそうであるように、私の人生は変わりました。まず、里子の不在にどう対処すべきか方法を見出さなければなりません。我が家では里子を受け入れたのは、あれが最初で最後でした。私は映画監督になったら最初にあの経験を映画にすると決めていました。個人的な記憶をフィクションに変換し、普遍的な影響力を持たせて強く訴えるべきだと感じたのです」。

先日、特報が公開された際には「予告だけで泣いた」「号泣必須」といったコメントが多く寄せられSNSで早くも話題の中、ついに待望の本予告が解禁。里子のシモンと4年半暮らしてきた幸せな日々に、突然訪れた家族でいられるタイムリミット。

シモンを息子として愛してきたゆえに葛藤する里親アンナの姿や、実父エディとの間で揺れるシモンの姿が映し出される。この“家族”が辿り着く未来に、目が離せない予告となっている。

1640日の家族』は729日より全国公開。