歌手としても活躍するアンディ・ラウが恋人役とデュエット! 切なすぎるミュージックビデオ公開

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かつては恋人同士だった2人が、今や記憶を失った容疑者と警察官に…

『イップ・マン 最終章』(13年)などを手掛けた香港映画界の鬼才ハーマン・ヤウ監督と、香港随一のスター俳優アンディ・ラウら豪華キャストが放つアクション大作『バーニング・ダウン 爆発都市』が、4月15日より全国ロードショー公開される。この度、本作品の主題歌ミュージックビデオが公開された。

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爆弾処理班に所属するフォンは、数々の事件を解決してきたエースだったが、爆発に巻き込まれ左足を失う。恋人や同僚の助けもあり、彼は義足とは思えないほど身体機能を回復させるが、上層部は現場復帰を認めなかった。仕事一筋で生きてきたフォンは自暴自棄になり、警察を辞めて姿をくらませる。

そのフォンが、テロ組織・復生会によるホテル爆破事件の現場で、重体の状態で発見される。容疑者として病院に収容されたフォンは尋問を受けるが、爆発の影響で過去の記憶を失っていた。そこに、フォンを救い出すべく復生会が乗り込んでくる。「なぜテロ組織が俺を助けるのか?」。フォンは病院から抜け出し、ひとりで逃亡するが……。

本作品のために書き下ろされた主題歌「相信我」は、作詞を担当したアンディ・ラウとその恋人役を務めたニー・ニーによるデュエットであり、ラウの新しいデジタル・アルバム「演・唱」に収録されている。公開されたミュージックビデオでは、主題歌収録の様子とともに、すれ違いながらも心の奥底でつながっている作品中の2人の姿が描かれる。

ラウといえば、映画賞を何度も受賞し、日本でも抜群の知名度を誇る大スターだが、85年からは歌手としても活動し、数々のヒット曲を出している。その素晴らしい演技に負けぬラウの歌声とニー・ニーの透き通った美しい歌声が奏でるハーモニーが映画のシーンとシンクロする。

ラウ演じるフォンは執務中の事故で自暴自棄となり、ニー・ニー演じる恋人と別れることになる。やがてフォンはテロ組織による爆発事件に巻き込まれて記憶を失い、容疑者として追われることになるが、わずかな記憶を頼りに、元恋人の電話番号に連絡する……。

かつては理想の恋人同士だった2人が、記憶を失った容疑者と警官という関係に。元恋人に対するお互いの届かぬ思いや、信じたいのに信じられないジレンマや悲しみが映し出される。「これが天意でも、心は最後まで守りきる」「愛の記憶は決して色あせない」などの歌詞とともに、2人の切ない心情を描いたミュージックビデオに仕上がっている。

『バーニング・ダウン 爆発都市』は4月15日より全国公開される。