花總まり「私の中では1人ではない」神田沙也加の代役務める心境を吐露

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2月26日、「銀河鉄道999 THE MUSICAL」の制作発表会見が実施され、星野鉄郎役の中川晃教、メーテル役の花總まり が出席。神田沙也加の代役を務める花總は「神田さんがすごく楽しみにしていた役ですし、やるのを本当に楽しそうにお話されていた姿が、今でも目に浮かぶくらい、私の中にある」と胸中を語った。

・2017年記事:『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』神田沙也加インタビュー:「夢が叶った!」感激で心臓バクバク

花總まり、神田沙也加の代役オファーに「ただただ驚きました」

本作は、漫画家・松本零士が1977~1981年にかけて連載し、テレビアニメ化・劇場アニメ化とアニメブームの原点となったSF漫画・テレビアニメ・アニメ映画の大ヒット作品が原作。

主人公・星野鉄郎役は、デビューの翌年、日本初演ミュージカル「モーツァルト!」で主役に抜擢され、文化庁芸術祭賞演劇部門新人賞、読売演劇大賞優秀男優賞、杉村春子賞を受賞と快挙を成し遂げ、2016年の「ジャージー・ボーイズ」では読売演劇大賞最優秀男優賞、菊田一夫演劇賞を受賞するなど、ミュージカル界のトップを走り続ける中川。初演から演じ続け。松本零士からも絶賛された16歳の鉄郎に期待が高まる。

メーテル役は、宝塚歴代最長記録となる通算12年3ヵ月間、娘役のトップスターとして数々の名作に主演。退団後もミュージカル「レディ・べス」、「エリザベート」、「マリー・アントワネット」などの主役を演じ、2016年には菊田一夫演劇大賞を史上最年少で受賞した花總。中川とは本作が初共演となる。

機械伯爵役は、『仮面ライダーフォーゼ』で俳優デビューし、その後ミュージカル「テニスの王子様」や「NARUTO-ナルト-」「刀剣乱舞」など2.5次元ミュージカルなどに多数出演し人気を誇る俳優・佐藤流司。

ガラスのクレア役には、2016年にAKBを卒業し、ミュージカル「Endless SHOCK」やブロードウェイミュージカル『IN THE HEIGHTS」や「ウィズ〜オズの魔法使い〜」など話題のミュージカルに出演し注目を集める女優・梅田彩佳。さらに徳永ゆうき、藤岡正明、矢沢洋子、松本梨香、北翔海莉、三浦涼介とあらゆるジャンルから最前線で活躍するキャストが集結した。

出演オファーを受けた当時を振り返って花總は「ただただ驚きました。神田さんがすごく楽しみにしていた役ですし、やるのを本当に楽しそうにお話されていた姿が、今でも目に浮かぶくらい、私の中にある。彼女の分も一生懸命やりたいと思う。今はただそれだけです」とコメント。

花總はまた「今までは自分1人で、役に向かって悩みながら作っていた。今回は、私の中では1人ではない」と話しながら言葉に詰まる一幕も。「それが自分の中で支えになってくれるかなというのが、楽しみというわけではないですけど、今まで感じたことのない稽古になりますし、公演になるかなと思っています」と話した。

『銀河鉄道999 THE MUSICAL』は4月8〜18日より日本青年館ホールにて上演。