「アンネの日記」を“空想の友だち”キティーの視点で描く『アンネ・フランクと旅する日記』予告編公開

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(C) ANNE FRANK FONDS BASEL, SWITZERLAND

『戦場でワルツを』(08年)の監督&製作チームが再びタッグを組んだ最新作『アンネ・フランクと旅する日記』が、2022311日より全国公開される。今回、予告編が公開された。

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「アンネの日記」をアニメーションならではのアプローチで表現

現代のオランダ・アムステルダム。激しい嵐の夜、博物館に保管されているオリジナル版「アンネの日記」に異変が起きた。突然、文字がクルクルと動き始めて、キティーが姿を現したのだ! 時空を飛び越えたことに気づかないキティーだったが、日記を開くと過去へさかのぼってアンネと再会を果たし、日記から手を離すとそこには現代の風景が広がっていた。目の前から消えてしまったアンネを探して、キティーは街を疾走する…。

2009年にユネスコの「世界記憶遺産」に登録され、「世界で最も読まれた10冊」のうちの1冊に挙げられた「アンネの日記」。第二次世界大戦下、アンネ・フランクが“空想の友だち”キティー宛に綴っていた日記で、1942612日、13歳の誕生日に父・オットーから贈られたチェック柄の日記帳に、ナチスから身を潜めていた隠れ家での生活やペーターとの初恋などを書き連ねたものだ。

「アンネの日記」は、これまで幾度となく映像、舞台化されてきたが、本作はアニメーションでしか表現し得ないアプローチで、アンネの生涯を、彼女が生み出したキティーの視点でたどっていく。

監督は、アニメーション映画として初めてアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞を受賞した『戦場でワルツを』のアリ・フォルマン。「アンネの日記」をもとにイマジネーションと遊び心に満ちた現代のパートを新たに創出、ふたりの少女の姿を等身大に瑞々しく描いた。

今回解禁された予告編は、博物館のガラスケースが割れ「アンネの日記」に書かれた文字がクルクルと浮かび上がり、ひとりの少女が現れるところから始まる。アンネの“空想の友だち”キティーである。時空を飛び越えたことを知らずに、今が1944年だと思っているキティーは、親友アンネを探して現代のアムステルダムの街を駆けめぐる。戦時下にありながらも夢を語り、想像力を持って未来を信じ続けたアンネと、そんなアンネの想いを胸に未来へ向かっていくキティー。2人の少女が力強く生きる姿に感動が予感できる予告編となっている。

現代のアムステルダムを彷彿とさせる細やかな街並み、キティーが屋根から屋根を全力で疾走したり、巨悪であるナチスを大きなサイズで描いたりと、アニメーションだからこそ実現した表現方法にも注目したい。 

『アンネ・フランクと旅する日記』は2022311日より全国公開。

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