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『ら』水井真希監督インタビュー

自身が経験した拉致監禁事件を映画化した理由とは?

『ら』水井真希監督インタビュー
拉致されたことって、恥ずべきことなんですかね

連続少女暴行拉致事件の被害者としての実体験を映画化した『ら』が公開を迎える。メガホンを取ったのはグラビアアイドルや女優としても活躍している水井真希。

被害者というセンシティブな立場の彼女が、なぜ自らの体験を映像化したのか。「特別隠すような事柄ではない」とキッパリと発言した水井監督にその真意を聞いた。


水井真希
──ご自身が被害者として経験した拉致暴行をどうして映画化しようと思ったのですか?

水井:小さい頃から将来の夢は、文章を書く仕事をしたいと思っていたんです。事件があったときも、日記を書いていたのですが、いつか、こうした体験を発表することもあるのかなとは思っていました。その後、私は映画を作る仕事に携わるようになっていて、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」に監督作を応募しようと思いました。ゾンビものを作ろうかとも思ったのですが、時間と予算を考えたとき、私が経験した題材ならすぐに台本が書けると思ったんです。

水井真希
──多くの人が見る映画という媒体で、ご自身のそうした経験を表現することに戸惑や躊躇はなかったのですか?

水井:拉致されたことって私に落ち度があったわけではないんです。交通事故あったことと同じ感覚で、自分は被害を受けたほうなので、隠すようなことではないという考えです。これって恥ずべきことなんですかね?

──恥ずべきことではないと思いますが、ご家族や周囲の友達も反対はしなかったのですか?

水井:親にはプロデューサーの西村(喜廣)さんのアシスタントをしていることは話していますが、映画を撮ったりとか脚本を書いていることなどは詳しく話していないんです。だから知らないと思います。それに私は学生時代からの友だちは現在お付き合いがないので……。いま周りにいる人たちは映画関係者なので、反対とかはなかったですね。

(2015/03/09)


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水井真希
みずい・まき

10代のころ、園子温監督の撮影スタッフに加わり映画界に入る。その後、西村喜廣の下で映像制作を学ぶとともに、グラビアアイドルや女優としても活動。自身の実体験をもとに初監督を務めた『ら』が2015年3月7日に公開を迎える。

3月7日より公開
[スタッフ・キャスト] [監督]水井真希 [出演]加弥乃、小場賢、ももは、衣緒菜、屋敷紘子 [DATA]2014年/日本/70分

(C) NISHI-ZO 西村映像

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