『アニー・イン・ザ・ターミナル』マーゴット・ロビー インタビュー

悪女のリベンジ・スリラーでコスプレ七変化! エロかわ過ぎるスター女優を直撃

#マーゴット・ロビー

ちょっと狂ってるけれど、それが面白い

『スーサイド・スクワッド』で大ブレイクを果たし、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』で高い演技力を見せつけてくれたマーゴット・ロビー。リベンジ・スリラー『アニー・イン・ザ・ターミナル』では、黒髪の殺し屋にセクシーなポールダンサー、白衣の天使など、コスプレ好きならずとも生唾ものの魅惑の七変化を披露している。

サイモン・ペッグやマイク・マイク・マイヤーズらくせ者スターらと共演した本作について、ロビーが語った。

──本作は、妖しく、強く、美しい主人公による極上のリベンジ・スリラーですが、その世界観を詳しく教えてください。監督は『ワールド・ウォーZ』や『美女と野獣』の助監督をつとめたヴォーン・ステイン、プロデューサーは『ハリー・ポッター』シリーズのデヴィッド・バロンですね。

『アニー・イン・ザ・ターミナル』
(C)2017, Mr. Lively, LLC. All Rights Reserved.

ロビー:映画は、誰も知らないようなディストピアの世界が舞台で、独自の世界観を持っているの。プロデューサーの視点から見て、ブダペストは撮影にぴったりだったわ。映画はこんなさびれた場所が必要だったから。献身的な監督と働けることは素晴らしいし、私自身も役に没頭できたわ。
 登場人物は、死に幻想を抱いているウェィトレスと、彼女が働くカフェにやってくる教師。彼は死の宣告を受けているの。2人にはありえない友情が芽生える。そして、何かミッションを待つ暗殺者たち。風変わりでエキセントリックな管理人もいて、彼が物語を進行していく。そしてある時、それぞれの物語がすべて衝突し、真実が明らかになるの。

──本作では、プロデューサーも兼任していますね。いかがでしたか?

ロビー:プロデューサーとキャストを兼任するのは初めて。とても大変だけど、価値あることだったわ。素晴らしいキャストに恵まれたし。

──出演を決めた理由は何ですか?

『アニー・イン・ザ・ターミナル』
(C)2017, Mr. Lively, LLC. All Rights Reserved.

ロビー:スマートで、機転がきいている面白い台本にとても惹かれたの。(主人公の)アニーはちょっと狂っているけれど、それがより面白いところだわ。

──共演者も豪華です。

ロビー:サイモン(・ペッグ)は生粋のプロね。本当に上手。面白くて、彼が演技中、純粋に怖がっている時があるのよ。もちろん、マイク(・マイヤーズ)はいつもびっくりさせてくれる。デクスター(・フレッチャー)演じるヴィンスはとりわけ好きなキャラクター。彼のユーモアがとても好きだし、デクスターがそれを更に上のレベルに持って行ってくれたわ。彼が演じるこの役は本当に面白い。

『アニー・イン・ザ・ターミナル』
(C)2017, Mr. Lively, LLC. All Rights Reserved.
──最後に、見どころを教えてください。

ロビー:他の映画とは全く違う。『アニー・イン・ザ・ターミナル』みたいな作品は見たことがないわ。

マーゴット・ロビー
マーゴット・ロビー
Margot Robbie

1990年7月2日生まれ、オーストラリアのゴールドコースト出身。アメリカのドラマ『PAN AM/パンナム』(11年-12年)で頭角を現し、レオナルド・ディカプリオ主演作『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(13年)で大きな注目を集める。『スーサイド・スクワッド』(16年)のハーレイ・クイン役で世界的ブレイクを果たし、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(17年)ではアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。