『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』イェソン(SUPER JUNIOR)インタビュー

アジアNo.1スターが「たくさん愛してくれたら嬉しい」

#イェソン

ちょっと間抜けだけど、身近に感じられるキャラクターに

突然、住む家も仕事もなくしてしまった青年と、小学生の息子のために必死で頑張るシングルマザー。思わぬ嘘がきっかけで出会った2人が、徐々に心を近づけていく様子を描いた『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』は、さわやかな後味の心温まる感動作だ。

厳しいご時世に仕事を得るため、心ならずも嘘をついてしまったことから大変な事態に陥るシングルマザー、さくらを演じるのは佐々木希。そんなさくらに韓国語を教えることになるヨンウンを、アジアで大人気のエンタテインメントグループSUPER JUNIORでリードボーカルをつとめるイェソンが演じている。

生きることに、そして恋に不器用な青年を演じたイェソンに、映画について語ってもらった。

撮影中の朝原雄三監督(左)とイェソン(右)

──本作に出演していかがでしたか?

イェソン:初めての主演映画、しかも日本語でのお芝居に挑戦ということで、とてもプレッシャーを感じていたのですが、朝原雄三監督、佐々木希さんをはじめ、素晴らしいキャストの方々とお芝居させていただき、楽しんで撮影に臨むことができました。特に沖縄撮影中の約1ヵ月間、韓国人は僕1人でしたが、温かい気持ちで過ごすことができたことを感謝しています。

──ヨンウンのキャラクターについて教えてください。どんな気持ちで演じたんですか?

イェソン:ボクが演じたヨンウンは、恋人にフラれ、仕事もなくし、突然韓国語の先生になるわけですが、頼りないながらも心の優しい青年です。
 沖縄で(佐々木希さん演じるシングルマザーの)さくらに出会った後、なんとか彼女の役に立ちたいという気持ちを持つとともに、自分自身の人生も見つめ直していきます。
 ヨンウンはちょっと間抜けだけど、楽しくて純粋なところなど、皆さんに身近に感じてもらえるキャラクターにしたいと思って演じました。

監督には、コミカル演技も積極的に提案!
『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』
(C)2016「いきなり先生」製作委員会

──『釣りバカ日誌』シリーズや『武士の献立』などを手がけてきた朝原雄三監督の作品ですが、監督とは事前にどんなお話をされましたか?

イェソン:監督とは撮影前に、たくさん話し合いをしました。それに最初台本には笑えるような場面はそれほど多くなかったのですが、現場で自分からコミカルな感じで色々演じてみました。やってみたら監督も笑って、気に入ってくださいました。

──今回は主題歌「雨のち晴れの空の色」も担当されていますね。

イェソン:「雨のち晴れの空の色」は大切な人を思い、思いを伝える歌になっています。実は元々この曲は活動を休止していた2年の間に作った曲です。監督と今回お話をして僕から何曲か提案させてもらったんですが、その中で気に入っていただき、主題歌に採用されました。この映画にあわせ、アレンジも変えて、心が温まるような曲になりました。綺麗なメロディーと歌詞を愛していただければ嬉しいです。

『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』
(C)2016「いきなり先生」製作委員会

 またこの曲がタイトル曲で、僕のソロシングルも日本で初めてリリースされるので、ぜひよろしくお願いします!

──最後に、ファンへのメッセージをお願いします。

イェソン:この作品には心が温かくなる、たくさんの愛が詰まっています。沖縄のさわやかな風景とともに、多くの方に楽しんで見てもらえればと思います。そしてぜひ周りの方にもおすすめいただき、たくさん愛してくれたら嬉しいです!

イェソン
イェソン

1984年8月24日生まれ、韓国出身。歌手、タレント、モデルなど多方面で活躍するマルチエンタテインメントグループ「SUPER JUNIOR」のメンバーで、リードボーカルをつとめる。今年は日本でのソロ活動も決定し、本作では、主題歌も書き下している。アーティストとしてはもちろん、俳優としても今後の活躍が期待される。