清水崇監督、ホラー初挑戦の清野菜名主演で4DX専用映画を監督!

清水崇監督(左)と清野菜名(右)
清水崇監督(左)と清野菜名(右)
清水崇監督(左)と清野菜名(右)
『雨女』
(C) 2016「雨女」製作委員会

『呪怨』シリーズの生みの親で、2004年の『THE JUON/呪怨』では日本人監督の実写映画としては初の全米興収第1位を記録するなど、世界的なホラーの名手として知られる清水崇監督が、ホラー映画初挑戦となる清野菜名を主演に、4DXのために監督した『雨女』。この作品が2016年初夏に公開されることが決定し、特報映像が解禁となった。

[動画]解禁となった清水崇監督4DX専用ホラー映画『雨女』特報

4DXとは、立体的に見える「3D」の上を行く「体感型」の映画上映システムの1つ。韓国のCJ 4DPLEX社が開発したシステム名でユナイテッド・シネマ、コロナワールド、109シネマズなどのシネコンに導入されている。

清水監督が4DX専門の作品を手がけるのは初めて。本作を手がけるに当たって同監督は、徹底的に4DXシステムを研究。五感を直接的に刺激し、心の底まで恐怖を染み渡らせる臨場感たっぷりの恐怖体験を生み出した。

主演の清野は本作について「今回初めてのホラー映画の出演と4DXでの公開ということで、撮影しながらどんな作品に仕上がっていくのか? ということを私自身楽しみにしていたので、公開が決まって大変嬉しいです!」とコメント。
  
タイトなスケジュールの中、水深5メートルのプールでの撮影にも初挑戦したそうで「今まで体験したことのないシチュエーションだったので、水中で演技をすることの難しさや、体力的にも限界を超えた撮影でした」と振り返ると、「まだ私も見れておりませんが、色々なシーンがどのように4DXになってみなさんを驚かせることができるか私自身楽しみにしてます」と語っている。

一方、清水監督は「映画は進化し続けます。暗闇の四角いスクリーンに構成された限定的な映像と音響は、時に無いはずの“匂い”や“風”、“暑さ”や“寒さ”、“痛み”や“ぬくもり”すら感じさせる名作を生み出してきました。ところが4DXはその壁を越えます。座席が揺れ、風が吹き、匂いがして、水が飛びます。とは言え、もちろん映画で最も重要なのは“気持ちを揺さぶられること”です。今回、みなさんに映画の新しい形を体感してもらうべく、『雨女』という4DX専用の映画を用意しました。ぜひ劇場へ“雨女”に会いに来てください。“雨女”に会った時、あなたの心はどんな風に揺らぐでしょうか?」と述べている。

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