『インサイド・ヘッド』監督が語るカナシミの本当の必要性とは?

『インサイド・ヘッド』
(C) 2015 Disney/Pixar
『インサイド・ヘッド』
(C) 2015 Disney/Pixar
『インサイド・ヘッド』
(C) 2015 Disney/Pixar
『インサイド・ヘッド』
(C) 2015 Disney/Pixar

アカデミー賞の前哨戦といわれるゴールデングローブ賞にもノミネートされ、アニメーション界のアカデミー賞とも称されるアニー賞では、あの『アナと雪の女王』の10部門ノミネートを超える堂々の最多14部門ノミネートを記録した『インサイド・ヘッド』。その他の賞レースでも12月17日時点で既に15冠に輝き、来年発表されるアカデミー賞に向けてますます期待が高まっている。

[動画]解禁となった映画『インサイド・ヘッド』監督が語るボーナス映像

そんな本作は、11歳の少女ライリーの頭の中にいる感情たちが登場する物語。中でも、大事なテーマとなっているのが、なぜネガティブな感情“カナシミ”が人生において必要なのか?というもの。その制作秘話をピート・ドクター監督自らが語るボーナス映像が解禁となった。

ドクター監督は、一緒に泣いた人、ケンカした人、怖い思いをした人など、大切な人とは、さまざまな感情を共有することで、絆が深まっていくということにある日突然気づいたと言う。そして「喜びだけの人生は理想的に思えるが、それは違う。悲しみが必要だ」と続ける。

このドクター監督による発見に「素晴らしい思いつきだ」と共感するのは、共同監督のロニー・デル・カルメンだ。「みんながゴーサイン」を待っていたと嬉しそうに明かすと、ヨロコビとカナシミが抱擁する実際の絵コンテなどを映像の中に登場させ振り返っている。

そして、この監督による判断をきっかけに、新しい脚本家を招き、ストーリーを書き直していったこと。物語の冒頭ではヨロコビはカナシミを理解していないが、最終的に、カナシミの必要性に気づいていくストーリーになっていったことなどが綴られていく。

親子愛や友情、成長劇など、いろいろなメッセージを内包している『インサイド・ヘッド』のMovieNEX(4000円+税)は好評発売中&デジタル配信中だ。また、ディズニー作品のMovieNEX、ブルーレイ、DVD購入者に、先着で「『インサイド・ヘッド』オリジナル レターセット」がプレゼントされる<Disney@HOME キャンペーン>も実施中だ。

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