ライバルは遊園地のアトラクション!? シネコンに動くイスが登場!

「D-BOX」体験の様子
「D-BOX」体験の様子
「D-BOX」体験の様子
「D-BOX」 はホームシアター用に開発され、米国では10年以上の販売実績を重ねた後、2009年4月に劇場に初めて導入された。現在、北米(米国11劇場・カナダ2劇場)の13劇場に導入され、各劇場で大好評を集めている。日本のワーナー・マイカルも、大高に続き、「D-BOX」対応劇場を順次拡大していく方向だ
「D-BOX」体験ブース

大手シネコンのワーナー・マイカルは、映画のシーンと連動して動く座席「D-BOX(ディー・ボックス)」13席を、3月23日にグランドオープンするワーナー・マイカル・シネマズ 大高(おおだか)の10番スクリーンに、国内で初めて導入すると発表した。

「D-BOX」は、低音に反応して振動する座席と異なり、映画のシーンに完全に同調したモーション効果とインテリジェントバイブレーションを作り出す最新システム。独自の特許技術によりスクリーン上のアクションにぴったりとシンクロした動きが作り出されるという。

動きのパターンは、上下・左右・前後など様々で、自分が映画の一部になったかのようなリアルさを体感できる。カーチェイスのシーンでは道路やカーブなどの感覚を体感でき、まるで自分もその車に乗っているかのような感覚となり、飛行機のシーンでは浮上したり降下するような感覚が味わえるという。

また、動きの強弱は手元のコントローラーで3段階から調節することもでき、子どもから大人まで好みに合わせ、より臨場感にあふれた、キサイティングな映画体験を堪能できる。

北米ではすでに、2009年段階で、『ワイルド・スピードMAX』『ターミネーター4』『ハリー・ポッターと謎のプリンス』『2012』など、多くのメジャー作品が「D-BOX」対応で劇場公開されているそうだ。

なお、「D-BOX」の面白さを知ってもらうために、ワーナー・マイカル・シネマズ 大高では、劇場ロビーにディスプレイと体験版の座席が2シートあるブースを用意。ストーリーに合わせて座席がどのように動くのか、実際に体験できるそうだ。

[D-BOX、導入劇場と鑑賞料金]
ワーナー・マイカル・シネマズ 大高 /10番スクリーン・13席
(愛知県名古屋市緑区大高町字奥平子1-1イオン大高ショッピングセンター内)
・通常料金にプラス1,000円
・レイトショーやサービスデー料金、前売り券もプラス1,000円で鑑賞可能
・「平日無料鑑賞券」および「ポイントカード無料鑑賞券」はご利用不可

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