ムビコレFacebookムビコレtwitterムビコレYoutubeムビコレニコニコ動画

映画・DVDの最新ニュース・予告編・動画は[ムビコレ]

トップ >> NEWS >> 【映画を聴く】(前編)衝撃の実話『ヒトラー暗殺、13分の誤算』を彩る、美しい音楽と冷徹な“音”
(2015年 10月 16日)

【映画を聴く】(前編)衝撃の実話『ヒトラー暗殺、13分の誤算』を彩る、美しい音楽と冷徹な“音”

『(前編)衝撃の実話『ヒトラー暗殺、13分の誤算』を彩る、美しい音楽と冷徹な“音”』
『ヒトラー暗殺、13分の誤算』
(C)Bernd Schuller

他の画像はこちらから

[ムビコレNEWS]  40回以上も計画、実行されたにもかかわらず、すべてが未遂に終わったという、アドルフ・ヒトラーの暗殺。映画『ヒトラー暗殺、13分の誤算』は、そんな実話のひとつを映像化した作品で、監督は『ヒトラー〜最期の12日間〜』のオリヴァー・ヒルシュビーケル。両作はヒトラーとその時代に別のアングルから光を当てた、合せ鏡のような関係にある。

本作の主人公は、実在した家具職人のゲオルク・エルザー。音楽やダンスをこよなく愛するごく普通の36歳の男が精密この上ない爆破装置を単独で作り上げ、「ミュンヘン一揆記念館」で恒例の演説を行なうヒトラーの暗殺計画を実行。悪天候のためにヒトラーはいつもより早く演説を切り上げて移動したため、暗殺は未遂に終わったものの、時限爆弾によってホールにいた8人が死亡する。その手口の巧妙さに、ドイツ秘密警察ゲシュタポはイギリスの国家的な関与を疑ったが、逮捕されたゲオルクは一貫して単独犯であることを主張する。

所属する政党も、確固たる政治思想もない男にこのような計画が本当に立てられるのか? 本作ではゲオルクの半生と彼に対する過酷な取り調べを交互に描きながら、彼の人間性や揺るぎない信念が形づくられていく過程を、徹底したしサーチを基に描き出している。

ゲオルク役は、ミヒャエル・ハネケ監督の『白いリボン』などで知られるドイツの俳優、クリスティアン・フリーデル。ドイツの小さな村にまでファシズムが広がり、第二次世界大戦が勃発するという危機感をいち早く肌で感じていたゲオルクの知性と多くの人に愛された人間的魅力を、生き生きと大胆に演じている。

どこにでもいそうな男が誰にもできないようなことをしでかす、という点では『ショーシャンクの空に』でティム・ロビンスが演じたアンディにも通じるところがあるが、こういう人物があの時代に確かに実在したということを知らしめるという意味で、本作の価値はとてつもなく大きい。(後編へ続く…)(文:伊藤隆剛/ライター)

『ヒトラー暗殺、13分の誤算』は10月16日より公開される。

【映画を聴く】(後編)衝撃の実話『ヒトラー暗殺、13分の誤算』を彩る、美しい音楽と冷徹な“音”


【関連記事】
【映画を聴く】完成度の高いミュージカル・パートは必聴! 会心の青春群像劇『心が叫びたがってるんだ。』
【映画を聴く】ロードムービー? メロドラマ?『岸辺の旅』を彩る大友良英&江藤直子の楽曲
【映画を聴く】必見&必聴! 二度と戻らない少年時代を奇跡的に封じ込めた『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』
[動画]『ヒトラー暗殺、13分の誤算』日本オリジナル予告編

MOVIE Collection

【最新エンターテイメントニュース】

アクセスランキング

ランキングをもっと見る

インタビュー

『ダーク・プレイス』シャーリーズ・セロン インタビュー

『ダーク・プレイス』シャーリーズ・セロン インタビュー

人間の闇を描いた衝撃作でプロデューサー・主演を兼務

『日本で一番悪い奴ら』綾野剛インタビュー

『日本で一番悪い奴ら』綾野剛インタビュー

覚悟を決めて臨んだ激ヤバ刑事がスゴ過ぎる!

『二重生活』門脇麦×菅田将暉インタビュー

『二重生活』門脇麦×菅田将暉インタビュー

身勝手な門脇麦に、菅田将暉が「めっちゃさみしかった」!?

『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』宮藤官九郎インタビュー

『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』宮藤官九郎インタビュー

長瀬くんとバカみたいな映画を作りたかった!

インタビュー >>

最新ニュース

ニュース一覧 >>