個性派俳優・落合モトキ、最新作『天空の蜂』では鬼気迫る演技披露!

『天空の蜂』
(C) 2015「天空の蜂」製作委員会
『天空の蜂』
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『天空の蜂』
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『天空の蜂』
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いつの間に、こんな演技をするようになったんだと、改めて驚かされたいうのが実感だ。誰のことかといえば、先週末の9月12日から公開になった映画『天空の蜂』で刑事役を演じた落合モトキのことだ。

[動画]落合モトキも迫真演技を披露する映画『天空の蜂』予告編

本作は東野圭吾最大の勝負作を、『20世紀少年』シリーズなどを手がけてきた堤幸彦監督が映画化した骨太なサスペンスアクション。主演の江口洋介をはじめ、本木雅弘、仲間由紀恵、綾野剛、國村隼、柄本明ら実力派俳優が集結している。

事件は1995年8月に勃発。爆薬を積んだ最新鋭の超巨大ヘリ「ビッグB」が子どもを1人乗せたまま遠隔操縦で略奪され、福井県にある原子力発電所「新陽」の真上でホバリング。そこからテロリストは「全国すべての原発破棄」を要求。従わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言するところから物語は展開していく。

8時間というタイムリミットの中で、機内の子どもの父親であり、「ビッグB」開発設計士の湯原(江口洋介)と、原発の設計士・三島(本木雅弘)らが、子どもの救出と、日本消滅の危機を止めるべく奔走する姿が描かれていく。

落合が演じるのは、テロを企てる犯人捜査に奮闘する若手刑事の関根役。柄本扮するベテラン刑事・室伏と一緒に捜査する役で、仕事に対しどこか情熱を持てず、不満をもらしながら淡々と仕事をこなしているようなキャラに挑戦。だが、室伏に「これが俺たちの仕事や!」と地道な捜査の重要性を一喝され、刻一刻と時間が過ぎていく中、心に変化が生まれ、犯人を追い詰めるシーンでは、鬼気迫る演技を披露している。

落合は1990年7月生まれ。子役出身で、落合扶樹という本名で活動し『やっぱりさんま大先生』にレギュラー出演するほか、多くのテレビドラマや映画に出演してきた。

大人になってからも俳優業を続け、近年では『桐島、部活やめるってよ』(12年)、『図書館戦争』(13年)、『MONSTERZ モンスターズ』(14年)、『ホットロード』(14年)、『スイートプールサイド』(14年)、『日々ロック』(14年)、『娚の一生』(15年)など話題作へ次々と出演し、その演技力を高く評価されている。

すましていると二枚目だが、個性的な役を演じることも多く、前述の『MONSTERZ モンスターズ』では人生初のオネエ役に挑戦。役作りのために新宿二丁目の店に行き、喋り方や振る舞い方を勉強したという。また『日々ロック』では、ヴィジュアル系バンドのイケメンヴォーカル新庄役を体当たりで熱演、白目演技まで披露し話題となった。

この映画でも脇役ながら、存在感は抜群。一回りも二回りも成長した演技派な一面を披露するなど、今後の活躍からも目が離せない俳優だ。

[動画]映画『天空の蜂』超巨大ヘリ・ビッグBの特別映像
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