篠原涼子『アンフェア』涙のクランクアップ、ともに成長することができた

篠原涼子
篠原涼子
篠原涼子
篠原涼子(左)と佐藤嗣麻子監督(右)
篠原涼子(左)と永山絢斗(右)

篠原涼子主演で2006年1月にドラマ化。その後、2007年3月公開の劇場版『アンフェア the movie』、2011年9月公開の『アンフェアthe answer』と2本の映画も作られ大ヒットを記録した『アンフェア』シリーズ。その完結編となる『アンフェア the end』の撮影が4月初旬についにクランクアップを迎えたことがわかった。

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埼玉県内の満開の桜並木で行なわれた撮影最終日。最終カットの「OK」の声がかかると、篠原とともに作品を作り上げてきた佐藤嗣麻子監督が花束を持って篠原のところへ。「この花をもらったら終わっちゃう」と冗談っぽく笑ってみせる篠原だったが、感慨深げに監督から花束を受け取り、抱擁し感謝の気持ちを伝えた。

この日は、一足先にクランクアップを迎えていた雪平の最後の相棒となる津島直樹役を演じた永山絢斗も、篠原には内緒でロケ地を訪れ、スタッフとともに最後の勇姿を見守った。永山のクランクアップ時には篠原サプライズで登場しており、お互いの相棒に最後を見届けられながらの、涙のクランクアップとなった。

クランクアップについて篠原は「10年間も続くと思っていなくて、振り返ると私も当時は31歳で若かったのですが、『アンフェア』とともに成長することができました。こうしてこの場に立っていられるのは監督をはじめ、スタッフの方々、『アンフェア』という作品のおかげだと思っています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

その中でも振り返ると、結婚したり、子供ができたり、『アンフェア』を通して、本当に幸せで贅沢な人生を過ごせた日々だったと思っています。作品も本当に素晴らしい作品でしたし、毎回台本を読んで、どんな作品になるんだろうとこんなに楽しみに思える作品は他にありません。

スタッフの皆さんのプロフェッショナルなお仕事に背中を押されるような気持ちでいつも撮影をさせて頂いていました。『アンフェア』という作品を汚さないためにもこれからもっと良い役者になれるよう頑張りたいと思います」とのコメントを寄せている。

刑事だった雪平(篠原涼子)の父親殺害に隠された驚愕の真実などが描かれる『アンフェア the end』は9月5日より全国東宝系にて公開となる。

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